食戟のソーマ 13 (ジャンプコミックスDIGITAL) の感想

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ソーマはまあどうせ負けるんだろうなあと予想は出来ていましたが、今巻ではソーマの主人公としてのキャラの魅力を引き出せています。
当初は負けることも少なく俺TUEEE系主人公かと思われましたが、実はそうではなく才能ではなく自分に欠落しているものはプライドや自信を気にせず貪欲に追求する努力型主人公と言うのが明確に記されました。ソーマは自信家でプライドは高いんでしょうが自分の成長の為には何でもする、これは少年ではなく大人でも響くものだと思われます。
後秘書子さんがめっちゃかわいいですね。
食劇のソーマは脇役達のキャラを掘り下げる場面が多いので少年疾駆の頃と比べて力を上げたなあと感じます。
それにしてもやはり少年ジャンプの漫画は他の少年雑誌や漫画雑誌と違って「熱さ」が段違いです。ジャンプの漫画が人気が出るのは納得できます。

これは料理のうんちく漫画ではない。
彼ら料理人の気概を通して、自分とはどうあるべきかという根源に問いかけてくる。
「ここをどんな店にしたい？」
「お前が本当にいたい場所って？」
自分にしか作ることができないもの、スペシャリテはまだはるか遠い。

この巻とても面白い。
緋沙子が好きになる、可愛い。
おまけの仲間りょう版のソーマで爆笑していた。