Best Selection の感想

305 人が閲覧しました
アマゾンで購入する

参照データ

タイトルBest Selection
発売日2013-12-11
アーティストうめ吉
販売元テイチクエンタテインメント
JANコード4988004129926
Disc 1 :お座敷ロック
真赤な太陽
東京ブギウギ
五月雨恋歌
月がとっても青いから
あゝそれなのに
トンコ節
梅は咲いたか
銀座ロックン
三味線ブギウギ
雷ロック
パイのパイのパイ
東京ドドンパ娘
びっくりしゃっくりブギ
お座敷小唄
倉敷節
カテゴリ » ミュージック » ジャンル別 » J-POP

購入者の感想

三味線弾き語りの俗曲師のうめ吉さんが好きで、その和風お座敷歌唱とでもいうべき独特の発声に惹かれています。和風の特徴である喉声を効果的に生かしながら、微妙なこぶしも効かせてくれましており、粋なうめ吉姉さんの不思議な歌唱世界の虜になりました。

「東京ブギウギ」「月がとっても青いから」「あゝそれなのに」「三味線ブギウギ」「東京ドドンパ娘」「お座敷小唄」など、ここで披露される懐かしい流行歌や端唄や俗曲は、見事に平成の世にカムバックしてリスナーに伝わってきます。彼女の功績でこれらの珍しい曲たちを知ったという人もきっとあるでしょうから。

黛ジュンと美空ひばりの競作となったレコード大賞受賞曲の2曲目の「真っ赤な太陽」もジャズのビッグ・バンドと純和風のこぶしとがマッチするのが不思議でした。バンドの音量が大きく可憐な声もかき消されそうですが、小唄風のこぶしですから不思議なことに埋没しません。

大正八年に流行った「パイのパイのパイ」がいいですね。気に入って繰り返し聴いています。オシャレな前奏から繰り出される♪ラメちゃんたら ぎっちょんちょんで パイのパイのパイ♪を聴くとアメリカ民謡のジョージア・マーチもこんな替え歌になっているとは思わないでしょう。歌詞も現代的に変えて平成の世に流行らせようとしています。天国のエノケンやフランキー堺に聴いてほしいですね。  

檜山うめ吉さんの略歴を少し眺めてみますと、国立劇場の寄席囃子研修所第八期生として二年間の研修を経て、落語芸術協会に入会されたようです。フツーのOLから寄席芸人に転身し、さらにはエレキ三味線片手にライブハウスに、という華麗な変身に魅了されました。2000年に俗曲師・檜山うめ吉として再出発するわけで、うめ吉さんの活躍を少しずつ知るようになるのです。
三味線のお稽古は大変だったようですが、ここでしっかりと修業したことが今日の彼女を支えているのでしょう。

あなたの感想と評価

コメント欄

関連商品の価格と中古

Best Selection を買う

アマゾンで購入する
テイチクエンタテインメントから発売されたうめ吉のBest Selection(JAN:4988004129926)の感想と評価
2018 - copyright© アマゾン通販の感想と評価 all rights reserved.