JUMPing CAR 【通常盤】 の感想

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前作『smart』が大好きな私は、タイプの違うこのアルバムを聴いて、最初は正直ピンときませんでした。
『smart』はアーティストっぽい選曲でしたが、今回の『JUMPing CAR』はアイドルっぽい選曲だと思いました。

また、ステージでドラマティックな演出や華やかな演出が出来そうな曲ばかりで、コンサートを念頭に置いて作ったアルバムなのかなと思いました。
その分、熱量が多くて、アルバム1枚聴き終わった後の満腹感が半端ないです！

ファンキーなイントロから始まるものの意外と和風な『Fever』、エネルギッシュな『Boys Don’t Stop』、ドラマティックな『Dangerous』と続いた後の『Chau#』の落差!!表現の幅の広さを感じました。

個性の全く異なる楽曲が並ぶ中で、やっぱり『ウィークエンダー』は名曲だと改めて思いました。この曲を聴く度に、こんなにかっこよく「ドッヒャー」と言える人たちはいないと思ってしまいます。
ユニークな歌詞をかっこよく歌い、スタイリッシュに表現するっていうのが、JUMPの真骨頂ではないかと思うのです！

でも、なんといっても『Viva! 9’s SOUL』が一番テンションが上がります！
メンバーを紹介する曲になっていますが、メンバー毎に曲調が変わって、そのメンバーに合った曲調になっていて、その歌詞やアレンジが絶妙で本当にワクワクします！

色々と思うところはありましたが、聴くほどに、「こんな歌い方も出来るんだ！」とか「こんな面白い音が入ってたんだ！」などと新たな発見があったり、歌詞の良さに気が付いたり、「パンダリロンって何だ」と思いながら「シェン シェラ シェン…」と口ずさんでしまったり、存分に楽しませてもらっているので、星は５つです！