Wｅ Lｏｖｅ フィギュアスケート (英和ムック) の感想

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もともとアイドル本だと割り切り多くを期待しないこととし購入しました。それにしても、稚拙な文章力にすこしガッカリしました。
「個人的には」や「笑」は、個人のブログレベルではあり得る表現ですが、出版物として世に出るものに使うのは少々違和感があります。アイドル本にしても、MYOJOのようにしっかりとした本にして欲しかったです。
せめてもの救いは、愛らしいレア度高めの写真がちりばめられていることです。

全体的に「悪趣味」で、センスや印象が悪い。

選手を完全にアイドル扱いするのはいいとして、
流血事件の写真まで載せて流血王子ってな扱いをするのは、
ちょっと理解できない感覚。
気持ち悪さを覚えました。

流血した羽生選手を見て「キャー！血を流した姿もカッコイー！」なんて叫ぶのは、
ファンではないし、ファンだとしてもちょっとおかしい人でしょう。
普通の人なら「心配」ですよ。

内容について。

前半は写真中心で後半はテキスト中心。

羽生選手の15のトリビアなんてのもあるけど、
これもどれも既出の記事の流用だし…

しかも選手の名前を間違っているというありえない失態。
たまたま間違えたのではなく、はっきりと「知らない」んじゃないかと（だから誤字脱字ではなく、名前の”間違え”なんです）。

盗作騒動を何度も起こしたこの問題のある出版社は
やはりスケートを
全く知らないのに、ブームに便乗し、
無理矢理売り込もうと必死になってるだけという感じ。
流血の件からも、これで読者が喜ぶと思ってるなら、
相当にスケートファンをなめて甘く見ているのかな？と。