霊と金―スピリチュアル・ビジネスの構造 (新潮新書) の感想
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参照データ
タイトル | 霊と金―スピリチュアル・ビジネスの構造 (新潮新書) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 櫻井 義秀 |
販売元 | 新潮社 |
JANコード | 9784106103155 |
カテゴリ | ジャンル別 » 人文・思想 » 宗教 » 宗教入門 |
購入者の感想
どうして新興宗教が力を持つようになるのか、その仕組みがちょっとわかります。
いかにも霊的なことを言っているけれど、その実は、当たり前の人間心理を利用していかにも特別なありがたいことがあるかのように物事をすり替えた上で、巨大な集金マシンとして機能している、ということです。
その上で、政治的な影響力を持ってしまったりしている。
これを読めば、なんとなく新興宗教に影響されそうになっている人も、ちょっと冷静になれるだろうと思います。
いかにも霊的なことを言っているけれど、その実は、当たり前の人間心理を利用していかにも特別なありがたいことがあるかのように物事をすり替えた上で、巨大な集金マシンとして機能している、ということです。
その上で、政治的な影響力を持ってしまったりしている。
これを読めば、なんとなく新興宗教に影響されそうになっている人も、ちょっと冷静になれるだろうと思います。
全く同じ経過、そしてビジネスモデルが書かれていて、愕然。
超能力も、救いも、お金で買えるわけないじゃないですか。
「癒し」は買えるかもしれない?いいえ、彼らが買おうとしているのは「救い」です。
よくわからん師匠とやらにお金払って宇宙との回路だのなんだの開いてもらわんでも、
人間が真摯に取り組む仕事には、どんなものにだってスピリチュアリティが宿るんじゃないですかね。
そこまでの努力をせんで、金で癒しの能力だのなんだのを買おうだなんて浅ましい。恥ずかしい。
「免罪符」でググってよく考えましょうよと思います。
超能力も、救いも、お金で買えるわけないじゃないですか。
「癒し」は買えるかもしれない?いいえ、彼らが買おうとしているのは「救い」です。
よくわからん師匠とやらにお金払って宇宙との回路だのなんだの開いてもらわんでも、
人間が真摯に取り組む仕事には、どんなものにだってスピリチュアリティが宿るんじゃないですかね。
そこまでの努力をせんで、金で癒しの能力だのなんだのを買おうだなんて浅ましい。恥ずかしい。
「免罪符」でググってよく考えましょうよと思います。