貨幣の思想史―お金について考えた人びと (新潮選書) の感想
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参照データ
タイトル | 貨幣の思想史―お金について考えた人びと (新潮選書) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 内山 節 |
販売元 | 新潮社 |
JANコード | 9784106005152 |
カテゴリ | ジャンル別 » ビジネス・経済 » 経済学・経済事情 » 経済思想・経済学説 |
購入者の感想
本来、一つの交換材であるはずの貨幣が、社会においてどのような役割を
もって流通しているのか。古典経済思想からの引用を用いて、それを解説・
批判した内容です。
貨幣という切り口から、経済や労働力についてまで言及しており、テーマが
散漫な印象を受けますが、最終的には、貨幣が交換材以上としてもつ役割と
いうトピックに、上手く落とし込んでいます。読み慣れてないと、難しい
内容だと思いますが、「使用価値」と「交換価値」の違いという要点を頭に
入れて読むと、言わんとすることは理解できると思います。
経済と生活の間に生じる豊かさのギャップ、労働賃金の問題など、根源
的な部分から問題提起がなされており、是非読んで、考えてもらいたい
内容です。
もって流通しているのか。古典経済思想からの引用を用いて、それを解説・
批判した内容です。
貨幣という切り口から、経済や労働力についてまで言及しており、テーマが
散漫な印象を受けますが、最終的には、貨幣が交換材以上としてもつ役割と
いうトピックに、上手く落とし込んでいます。読み慣れてないと、難しい
内容だと思いますが、「使用価値」と「交換価値」の違いという要点を頭に
入れて読むと、言わんとすることは理解できると思います。
経済と生活の間に生じる豊かさのギャップ、労働賃金の問題など、根源
的な部分から問題提起がなされており、是非読んで、考えてもらいたい
内容です。