すでに目覚めている(覚醒ブックス) の感想

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参照データ

タイトルすでに目覚めている(覚醒ブックス)
発売日販売日未定
製作者ネイサン・ギル
販売元ナチュラルスピリット
JANコード9784864511513
カテゴリジャンル別 » 人文・思想 » 哲学・思想 » 形而上学・存在論

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購入者の感想

思考も含めて、この世に存在するすべてがワンネスの風景だと思うと、目の前に転がっている石さえも愛おしくなるような気分になりました。私はお寺のお坊さんの説教やいろんな宗教の本を読むのが好きですが、どれも「良い行いをしないとお浄土や天国に行けない」とか「悪いことをしたら地獄に落ちて苦しむことになる」といった戒めの言葉が気になっていました。この世に神様や仏様のような人間はいないと思います。この本の中では、因果の関係は存在しないと述べられていて、あの時あーしたから、未来はこーなるという思考が作ったストーリーを真剣に受け止めないように、私達に語り掛けています。すごく気が楽になります。買ってよかったと思いました。いろんな対人関係や罪悪感などで悩んでいる人にはお勧めの本です。私ももう一度味わって読んでみようと思っています。

この分野の本をたくさん読み,リトリートなどに出かけるといったことを繰り返していくと,それなりに理解は深まっていくが,まだ何かが足りない,何かが起こっていない,分離感が消えない,…といったジレンマに陥り,いつまでも何かを待っている感じが続いてしまう。そんな人たちからのネイサンへの問いかけは,まさに私が聞きたい問いと重なっていた。そのさまざまの問いかけに対し,ネイサンは,訳者があとがきでも書いている通り,「ときに単調に感じられるほどに」同じメッセージを繰り返している。だから,この本からより多くのものを得ようと期待したり,楽しくすらすら読める非二元の読み物を期待しているとしたら,がっかりするかもしれない。ネイサンは探求の手助けをしてくれるのではなく,その土台を突き崩してしまうメッセージを繰り返しているのだから。
最初の「明晰さ」の部分を読んだら,対話部分はどの対話から読んでも構わないと思う。最初から順番に読むより,そのとき気になった1編をじっくり読んでみるのがよいかもしれない。繰り返されるネイサンのメッセージに触れていると,もう探求は必要ない…という気持ちになるかもしれない。もちろんネイサンには「探求を終わらせることができる<あなた>はいない」と言われてしまうのだろうが。
またうっかり何かを待ち望んでしまうようなことが起こったら,この本を開いて,ネイサンの言葉に触れてみたいと思う。

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