虫と歌 市川春子作品集 の感想

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参照データ

タイトル虫と歌 市川春子作品集
発売日2012-12-07
製作者市川春子
販売元講談社
JANコード登録されていません
カテゴリ »  » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL

購入者の感想

実は第2作品集『25時のバカンス』をきっかけに、市川さんの作品と出会いました。それから『虫と歌』を読むという、逆の入り方をしました。どの作品にも、独特の不思議な世界観と、女性ならではの繊細さがあり、「人」と「人でないもの」の交流をテーマにしています。

『虫と歌』に収録された作品は、そうしたテーマを「兄妹」という視点に絞って描いたものが多いと感じました。
「星の恋人」:主人公の少年の「指」から生まれた妹との不思議な兄妹愛。
「ヴァイオライト」:飛行機事故で奇跡的に助かった若者・未来。記憶を失った彼の傍らにいた謎の若者・すみれの正体は・・・。
「日下兄妹」:肩の故障で野球部を離れた日下雪輝。あるときタンスから外れた金具が突然不思議な成長を始めて、人形のような生命体に・・・。
「虫と歌」:3人の兄妹が暮らす家に闖入してきた「虫」。それは「弟」でもあった。奇妙な共同生活の中で明かされる、兄妹のある秘密とは。

市川さんは、北海道在住の、現役グラフィックデザイナーだそうです。『虫と歌』『25時のバカンス』の装丁も、ご自身でデザイン。
作品の魅力に関しては、他のレビュアーの方々がすでに多くの賞賛を寄せているので、ぜひそちらをご覧下さい。

ところで、東京・渋谷のPARCO内にある書店、リブロ渋谷店では、「著名人の本棚」という小さな名物コーナーがあり、作家や文化人の方の創作・活動のルーツともなった愛読書を紹介・販売しています。そして’11年10月現在、「市川春子さんの本棚」が設けられています。
地方に在住の、市川さんのファンの方は喉から手が出るほど見たい企画なのではと思い、コーナーで配布されているフリーペーパーをもとに、おせっかいながら一部を紹介したいと思います。

情報量が多くなってしまうため、出版社は基本的に割愛することをご了承下さい。
また【】内は市川さんご自身のコメントです。

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