お笑いジェンダー論 の感想
249 人が閲覧しました
参照データ
タイトル | お笑いジェンダー論 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 瀬地山 角 |
販売元 | 勁草書房 |
JANコード | 9784326652624 |
カテゴリ | ジャンル別 » 人文・思想 » 女性学 » フェミニズム |
購入者の感想
笑えるところもありますよ。でも、誤解を与えるタイトルではある。ジェンダー論の入り口の敷居を低くして、もっと多くの人に問題を共有してもらいたい、という気持ちからつけたタイトルなんでしょう。第一章の講演録は、確かに分かりやすいレベルから話し始めていて、でも最後はきっちり次世代の公共性のあり方を提示している。
あと、個人的には第三章の「セックスワーク論」は大いに同感した。というか、僕は買春する男なんですが、買春しながら考えてきたことのほとんどが、この第三章に書かれていたので感心した。僕の実践が、著者の理論的考察を凌駕してないのは、まあ、僕が凡庸だと言うことなんでしょうが。でも、売買春してまで考えるの面倒くさいって人には、この本の第三章読んでおけば、売買春の基本的問題機制は一応おさえておくことはできますよ、これ一経験者として保証します。
あと、個人的には第三章の「セックスワーク論」は大いに同感した。というか、僕は買春する男なんですが、買春しながら考えてきたことのほとんどが、この第三章に書かれていたので感心した。僕の実践が、著者の理論的考察を凌駕してないのは、まあ、僕が凡庸だと言うことなんでしょうが。でも、売買春してまで考えるの面倒くさいって人には、この本の第三章読んでおけば、売買春の基本的問題機制は一応おさえておくことはできますよ、これ一経験者として保証します。
普段は盲点となっているような、日常生活に潜むジェンダーの問題を浮き彫りにしているため、読むと目からうろこが取れる感覚を味わうことができます。また、非常に論理的に文章が展開しているので、読んでいてとても爽快です(笑)
決して、タイトルの文字通り笑えるわけではありませんが、是非一読をお勧めします。
決して、タイトルの文字通り笑えるわけではありませんが、是非一読をお勧めします。