桂米朝 上方落語大全集 第四期 の感想

201 人が閲覧しました
アマゾンで購入する

参照データ

タイトル桂米朝 上方落語大全集 第四期
発売日2006-07-26
アーティスト桂米朝
販売元EMI MUSIC JAPAN(TO)(M)
JANコード4988006206090
Disc 1 :らくだ
持参金
Disc 2 :崇徳院
看板の一
狸の化寺
カテゴリミュージック » ジャンル別 » 日本の伝統音楽・芸能 » 落語・漫才

購入者の感想

この第4集で私好みは「持参金」「看板の一(ピン)」「高津の富」「坊主茶屋」「池田の猪買い」。花嫁よりも「持参金」が大事な男、「看板の一」を真似て大失敗する男、大法螺からなけなしの金で「高津の富」を買う男、女郎を「坊主」にして逃げてしまう男、「池田」に行くまでが大変な男。共通点を挙げればいずれも主人公が能天気なところでしょうか。
米朝さんは能天気な主人公を巧みに演じ分け大いに笑わせながら、大事なところはきちんと古格を守っているのだと思います。
さらにこの第4集は「らくだ」「質屋蔵」「菊江佛壇」といった大ネタが収録されています。「らくだ」「質屋蔵」は江戸落語の印象が強いのですが、上方ネタだったのですね。これに対し「菊江佛壇」は江戸に移すとちょっと雰囲気が壊れそうです。上方でも、もう演れる人はいないかもしれません。
「菊江佛壇」は山崎豊子の小説「ぼんち」の世界だ。そんなことを思いつつ、この第4集を繰り返し聴いている私です。

あなたの感想と評価

コメント欄

関連商品の価格と中古

桂米朝 上方落語大全集 第四期 を買う

アマゾンで購入する
EMI MUSIC JAPAN(TO)(M)から発売された桂米朝の桂米朝 上方落語大全集 第四期(JAN:4988006206090)の感想と評価
2018 - copyright© アマゾン通販の感想と評価 all rights reserved.