アジア未知動物紀行 ベトナム・奄美・アフガニスタン (講談社文庫) の感想
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参照データ
タイトル | アジア未知動物紀行 ベトナム・奄美・アフガニスタン (講談社文庫) |
発売日 | 2013-09-13 |
製作者 | 高野 秀行 |
販売元 | 講談社 |
JANコード | 9784062776486 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » 文学・評論 » エッセー・随筆 |
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購入者の感想
まさしくタイトルそのもの、ユニークな未知動物(UMA)を探し求める旅であり、ベトナム編「フイハイ」、奄美編「ケンモン」、アフガニスタン編「ペシャクパラング」と三部に分かれています。
その中でも、アフガニスタン編ではUMAの真相に迫る勢いであり、三部に亘る全般的な考察を含んでいます。
ベトナム編、奄美編は著者は本気でUMAを探索しようとしたことは事実なのかもしれませんが、あまりにも民俗風の河童じみたトピックスとなってしまったのは残念です。
この本を手にしたのは、何もUMAに興味があってのことではなく、高野さんであれば独特のオモロイ作風でアプローチしてくれることを期待してのことですが、その期待どおり所どころに笑えるユーモアがあり、ちょっとした暇つぶしには持って来いのざっくばらんな読み物となっていました。
インターネット社会という机上であらゆる情報が入手できる世の中で、無謀に、とりあえずわき目もふらずに現地に出向き、行き当たりばったりで、どろくさい聞き込み調査をするというオールドスタンスにこの本のおもしろさがある所以だといえるでしょう。
その中でも、アフガニスタン編ではUMAの真相に迫る勢いであり、三部に亘る全般的な考察を含んでいます。
ベトナム編、奄美編は著者は本気でUMAを探索しようとしたことは事実なのかもしれませんが、あまりにも民俗風の河童じみたトピックスとなってしまったのは残念です。
この本を手にしたのは、何もUMAに興味があってのことではなく、高野さんであれば独特のオモロイ作風でアプローチしてくれることを期待してのことですが、その期待どおり所どころに笑えるユーモアがあり、ちょっとした暇つぶしには持って来いのざっくばらんな読み物となっていました。
インターネット社会という机上であらゆる情報が入手できる世の中で、無謀に、とりあえずわき目もふらずに現地に出向き、行き当たりばったりで、どろくさい聞き込み調査をするというオールドスタンスにこの本のおもしろさがある所以だといえるでしょう。