マンボウ 最後の大バクチ (新潮文庫) の感想

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参照データ

タイトルマンボウ 最後の大バクチ (新潮文庫)
発売日2011-08-28
製作者北 杜夫
販売元新潮社
JANコード9784101131603
カテゴリ文学・評論 » エッセー・随筆 » 著者別 » か行の著者

購入者の感想

何年ぶりだろう?
マンボウ先生の本を買うなんて!

先日、アルバイト学生さんの勉強会で一緒にランチをとったとき、「今読んでいる本」の話になり、彼女が「どくとるマンボウ航海記」を図書館で借りて読もうとしているところ、と聞き、あまりの懐かしさに卒倒しそうになり、同時に、あの独特の(とつとつとした)語り口に触れたくなり、アマゾン検索!すると新刊を出してらっしゃるじゃないですか!もう82歳ですよ。なのに「大バクチ」とは・・・。

帯のコピーがふるっている。

(以下、引用)
「まさか」の「老年躁病」が突然発症! 杖にすがっての珍道中が始まった!?

二十一世紀を目前に突如始まった「ギャンブル行脚」は、競馬、競艇、カジノに及び、世界を股に、一喜一憂の日々が続く。しかしそれもつかの間の狂乱バブル。再び腰痛と鬱の後期高齢者に逆戻り、清く正しく美しい毎日へ。ところがところが、オバマ大統領誕生が引き金になったか、人生最後の躁病が勃発――。Yes We Can!!

そう、北先生といえば、躁鬱病を繰り返し、鬱のときには激しく落ち込み、躁のときには後からどうするんだろう?と心配になるほどはしゃぎまくる人。で、その顛末記がすこぶる面白い「マンボウ」シリーズ。小学校4年生のときには、星新一、遠藤周作、北杜夫は私の愛読書だったのだ。

「さびしい王様」とかの小説も読んでいるはずだけど、そのへんはあまり記憶になくて(笑)、特に記憶に残っているのは、どの本にまとめられているかは覚えていないけど、阪神タイガースにまつわるお話だ。北先生は大の阪神ファンだが、当時は万年ビリの弱小チームで、テレビ観戦しながら一喜一憂する北先生に涙が出るほど笑った覚えがある。あー、もう一回読みたい、なんだったかな。。。

もちろん、今回の新刊もはちゃめちゃにおもしろい。

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