ドクターは、そう考えないよ ~ドクターとMRのギャップを埋める10枚の処方せん~ の感想
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参照データ
タイトル | ドクターは、そう考えないよ ~ドクターとMRのギャップを埋める10枚の処方せん~ |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 染谷 貴志 |
販売元 | セジデム・ストラテジックデータ |
JANコード | 9784905510017 |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 |
購入者の感想
ドクターの目線から、MRへの要望と具体的な対策(処方せん)をまとめたもの。いずれももっともなことばかりで、今まで、このような本が書かれなかったことが不思議な位だ。その点については、本書でも書かれているが、ドクターにとってMRというのはあまり気に止まらない、大して重要ではない存在だったからである。すべての製薬会社が大金を投じてMRを雇用し、教育して、ドクターのもとへ送り出している割には、実に残念な事態(現在も進行形)である。製薬会社の経営者や営業幹部はこのことをどれだけ自覚しているのだろうか。
2012年4月から、製薬業界の自主規制で、ドクターへの高額接待ができなくなった。この4月から、オフィスで暇を持て余しているのは、製薬会社の支店長クラスではないか。彼らのほとんど唯一の「武器」である高額接待ができなくなったからである。しかし、本書にもあるように、多くのドクターにとって接待は有難迷惑だったようだ。本来のMR活動で自分を伸ばして行こうと考えているMRにとっては、むしろチャンス到来である。
通常の業界では、顧客志向の考え方は、ビジネスの前提だった。規制に守られてきた製薬業界では、ずいぶん世の中から遅れてこの考え方がやってきたようだ。まず本書を読むMRの皆さんから、顧客志向(ドクターだけでなく患者も)の活動を目指していただきたい。
2012年4月から、製薬業界の自主規制で、ドクターへの高額接待ができなくなった。この4月から、オフィスで暇を持て余しているのは、製薬会社の支店長クラスではないか。彼らのほとんど唯一の「武器」である高額接待ができなくなったからである。しかし、本書にもあるように、多くのドクターにとって接待は有難迷惑だったようだ。本来のMR活動で自分を伸ばして行こうと考えているMRにとっては、むしろチャンス到来である。
通常の業界では、顧客志向の考え方は、ビジネスの前提だった。規制に守られてきた製薬業界では、ずいぶん世の中から遅れてこの考え方がやってきたようだ。まず本書を読むMRの皆さんから、顧客志向(ドクターだけでなく患者も)の活動を目指していただきたい。