200万円から6年で20億円! 売却から逆算思考する不動産投資 の感想

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参照データ

タイトル200万円から6年で20億円! 売却から逆算思考する不動産投資
発売日販売日未定
製作者岡田のぶゆき
販売元ぱる出版
JANコード9784827207255
カテゴリビジネス・経済 » 産業研究 » 不動産 » 不動産投資

購入者の感想

昔からある出口戦略本

90分で読み終わりました。
バリューアップで不動産の価値をたかめ売却する。
家賃収入と売却益の総計で利益を考える。
具体的な手法もよく書かれています。
しかし、新しいものはありません。

一般向けに書かれた出口戦略本の始まりは、
2007年の「専業主婦が年収1億のカリスマ大家さんに変わる方法」でしょうか。
個人的には2009年の「誰も書かなかった不動産投資の出口戦略・組合せ戦略」は良かったです。

大家本は年を経るとノウハウが蓄積されるため、最新の本が一番です。
私がたまにこの手の本を買うのは、過去数年分のノウハウが詰まっていると思うからです。
そう言う意味で、この本は不動産投資戦略が平易な言葉でよくまとまっています。
しかし新しいものはありません。この業界も極まってきているのでしょう。

昔はDCFの考え方など新鮮でしたが、今では当たり前になってしまいました。
個人が行う不動産投資を見てきましたが、最近は規模も大きくなりファンド化していると実感しています。
手法も複雑で、投資家と名乗るのにふさわしい業務になってきています。
資産規模も10億単位は当たり前。個人の不動産投資というには違和感を感じます。

牧歌的なアパート経営の時代が懐かしいです。

巷には、RC1棟ものフルローンの融資を受けてリタイアとか、築古の高利回りのアパートでDIY大家とか、色々の考え方、不動産投資法がありますが、岡田さんは区分マンションから1棟マンション、オフィスビル、店舗テナントまで、幅広い投資対象を持っています。

基本的には、今では誰もが忘れてしまったキャピタルゲインに注目しています。売却を意識して、買値以上に売れるものを確保できるものであれば投資対象にはこだわらない、といった感じです。

ただし、より高く売るため、つまり、購入時より付加価値をつけるために、大規模修繕を行ったり、物件のネーミングの変更やリノベーションを実施され、時には内見に立ち会ったりする地道な作業ができる人です。そして売却する際は物件概要書も自分で作成されます。

価値を高めるためには労を惜しまない、という感じがよく出ていました。第6章の異なるタイプの3つの事例は大変参考になります。私はRCしかやらない、地方の高利回りしかやらない、といった偏った考え方より、買いから売りまでのトータルで儲ける視点で考えれば、各手法の一長一短を生かす、という普遍的な考え「逆算施行」に素直に共感した次第です。

ハイブリッドな柔軟な不動産投資法として、一読をお勧めします。

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