A Swiftly Tilting Planet (Madeleine L'Engle's Time Quintet) の感想

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　この第３作では、チャールズが時を旅します。核戦争の脅威を２４時間のうちに回避するため、時代を移動し、人々の中に同化してその人と同じものを見聞きする・・・チャールズの特殊な能力で任務は遂行されて行きます。

　血がつながっていても争わすにはいられない人間の性。違いを受け入れられず高まっていく狂気。あざなえる縄のように繰り返される悲劇。

　メグの夫カルビンの母ブランウェン・マドックスとアイルランドの古詩が大きな鍵を握っています。

　人名や時代が錯綜するので、メモを取りながら読むのがお薦めです。