BioHazard4 の感想

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フルモデルチェンジしたバイオハザード。卓越したグラフィックと主人公レオンのずば抜けた反射神経が特徴的な革新的ゲーム。
FPSの分野になってしまったが、舞台となる邪教徒が蔓延る村に魅了された。

ホラー要素は薄れ、サバイバルゲームと化したが、ゲーム性が特化して向上し、遊びやすさがはねあがった。

今尚リメイク版が他機種で出続けている点に、人気の高さが伺える。

物語も、大統領の娘を救出するという目的から、巨悪の陰謀が明らかとなり、5へと繋がっていく。

ガナードと呼ばれるゾンビに変わる変異体は、動きの敏捷性が増した分、人間同士の争いのように思え、発展途上国に際限なく繰り返される暴動とリンクする。

人間の欲望は、魔物をも生み出す。そしてレオンの過去仲間だった人物も自ら力を手に入れる為に禁忌に触れ、変異する。 考えさせられるテーマ。

ストーリー、ゲームシステム、ボリューム、やりこみ度。全てが高い水準の、神ゲーの一歩手前かなと言える評価だが、★5。