強力伝・孤島 (新潮文庫) の感想
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参照データ
タイトル | 強力伝・孤島 (新潮文庫) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 新田 次郎 |
販売元 | 新潮社 |
JANコード | 9784101122021 |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 » 文学・評論 |
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購入者の感想
6編の短編が収めてあります。そのうち,「強力伝」,「凍傷」,「孤島」の3編には気象庁の研究員が登場しますが,前2者に登場する研究員たちは人間味のある好人物として描かれているのに,なぜか,「孤島」では面白半分に生き物を殺してしまうような野卑な人物たちが描かれています。これら3編に登場する研究員は僻地勤務者という共通点があるのですが,「孤島」だけ,こんな描写をするのか違和感がありました。新田次郎氏は気象庁に勤めていたそうなので,なにか思い入れがあるのかもしれませんね。
残りの3編は,「八甲田山」,「おとし穴」,「山犬物語」です。
個人的には「八甲田山」,「強力伝」,「凍傷」,「孤島」,「山犬物語」,「おとし穴」の順で面白かったです。
それと,蛇足ですが,あの有名な「強力伝」が意外に短い作品であったのにも驚きましたね。
残りの3編は,「八甲田山」,「おとし穴」,「山犬物語」です。
個人的には「八甲田山」,「強力伝」,「凍傷」,「孤島」,「山犬物語」,「おとし穴」の順で面白かったです。
それと,蛇足ですが,あの有名な「強力伝」が意外に短い作品であったのにも驚きましたね。