常識の壁をこえて…こころのフレームを変えるマーケティング哲学 の感想

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タイトル常識の壁をこえて…こころのフレームを変えるマーケティング哲学
発売日販売日未定
製作者金森 重樹
販売元阪急コミュニケーションズ
JANコード9784484051031
カテゴリジャンル別 » 人文・思想 » 倫理学・道徳 » 人生論・教訓

購入者の感想

本書が世に出た当時では、非常識なことが書かれた衝撃的な著書であったであろうことは容易に想像できる。確かに、今でもマーケティングの知識の全くない商売人にとっては非常識な成功法則なのかもしれない。
でも、現在では著者の言う『非常識』はマーケティングの世界、一般世界において『常識』となっている。
●仕事と遊びを分ける
●忍耐が大事
●お客様は神様です
●リッチになるには時間がかかる
などなどを片っ端から否定していきます。
今ある成功法則、マーケティング原則が本書に端を発している?と思えるほど、現在の『常識となりつつある原則』の根幹のような考え方だと感じました。
個人的には、
『一番簡単な方法で目的を達するという発想。私は近道が大好きだ。』
がお気に入りです。こつこつ地道な努力をしていればいつか報われるということを否定しているわけではありません。それらも大事だが、近道を探すという発想が大事だよ。と、これは真理だと思います。私は地道な努力に勝る天才はないと思っていますが、単に馬鹿の一つ覚えのような努力ばかり続けても効果は少ないですよね。最小限の努力で最大限の効果を上げる工夫をする。そしてその努力を多く積み重ねていく。これからは、常に目的に達する道を意識しつつ努力して行こうと思いを新たにしました。

本書で一貫して述べられているのは「常識を疑え」ということ。
その常識(と言われていること)は、過去のある時点では、ある人にとっては成功の方程式だったのかもしれません。
でも、だからと言ってそれが今も、また我々にも同じく成功の方程式であるとは限らないのです。
常識を疑って、自分の頭で自分の成功の方程式をしっかり考えろ、そう言っています。
個人的にお気に入りは
・第6章「クリエーティブであるべし」のウソ
「当たり前のことを人並み外れた熱意と努力で行うことの力を忘れてはいけない。」
・第7章「継続は力なり」のウソ
「途中でやめた人間だと言われることを恐れてはいけない。目標を変えて方向転換するのは恥ずべきことではない。むしろ、やみくもな忍耐と継続は愚かと言うほかない。」
・第18章「無用の変革は禁物」のウソ
「とくに問題がなくても、とりあえず変えてみよう。(中略)経験に邪魔されて、実験を避けるようになってはいけない。今日は、昨日とはもう違うのだから。」
本もたくさん読んでるし勉強もしている、なのになぜか仕事が上手くいかない、そんな方はぜひご一読を。0

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