The Best of Me の感想
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参照データ
タイトル | The Best of Me |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | Nicholas Sparks |
販売元 | Grand Central Publishing |
JANコード | 9780446547635 |
カテゴリ | » 洋書 » By Publisher » Hachette |
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購入者の感想
ノースカロライナ州の小さな町オリエンタルが舞台。高校の同級生、大家の娘Amandaとならず者一家の息子Dawsonが初めての恋におちる。周囲は不釣合な2人の交際を認めず、唯一山奥に住む老いたTuckが理解を示す。Amandaの進学に加えDawsonが引き起こした悲劇が2人を引き離す。それから25年、Tuckの死を機に、いまだに独身のDawsonと結婚し子供もいるAmandaが再開する。2人とも、胸の奥に秘めていた恋愛感情に再び火が付く。と同時に、Amandaの心はDawsonと家族との間で揺れ動く。話の進行の中に彼を付け狙う無頼の親族を織り交ぜ、物語にスリルとアクションを加味している。又、彼の味方となるゴーストや手紙による述懐もからめてあるが、それぞれ"Safe Haven"や"Dear John"のものとは異なり、強いインパクトはない。初恋の人への愛を貫く2人に感動するか、倫理にもとると一蹴するかはさておくとして、今回の作品は、プロットの構成や登場人物の設定に深さや新鮮さが感じられず、過去の秀作例えば上記や"The Notebook"と肩を並べるものとは言い難い。ただ、結末に涙を誘いながらも安堵感をもたらす1ひねりが用意され、それがSparksらしさを印象づけている。