優雅な肉体が最高の復讐である。 の感想

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この本が新刊で六本木の書店に並んでいた時、
たまたま待ち合わせの時間潰しで手に取ってみた。
立ち読みしただけで購入しなかった。
書いてある事があまりに自分とかけ離れていたから。
「ジョギング15ｋｍ？？自宅にベンチプレス？？」
そりゃ、無理だわ。そりゃ、こんな身体になるわ。
遠くの誰かの全く縁のない話、そんな気持ちだった。
雨がめちゃくちゃ降っていた日だったことだけ覚えている。

故にこの本を読んだからジョグをはじめた訳ではない。
出会ったけどスルーしたのは上記の通り。
ただ結果的には時期はその直後．．．僕は走ることを始めた。
たまたまｳｫｰｷﾝｸﾞを数年間続けている嫁にある朝言われて
歩いたら気持ち良かった。それだけのきっかけだった。

まずはｳｫｰｷﾝｸﾞ、1.5ｋｍ歩くだけでも疲れた。
今までジョグもダイエットも全く継続できなかった自分。
結果、100ｋｇ近くになっていた。しかも15年ぐらいの
年季の入ったメタボ。それでも絞ろうと思わなかった。

そんな僕がどうしてスイッチが入ったのか分からない。
たまたまある朝、歩いただけ。それがきっかけだった。
この本にも書いてあるが「始めてみちゃえばいい」という
感覚は今となっては良く分かる。今となってはここに
書いてある全てが良く分かる。

ウォーキングからジョグに移行した。
気付くと月に100ｋｍを走っている自分がいた。
驚くほどの体型の変化もあった。
タイムも体重もみるみる変わった。
４５歳の超メタボが一念発起と相成ったわけだ。
去年買ったスーツが笑っちゃうぐらいブカブカになった。

昨日ネットを見ていたら
この本の宣伝でインタビューに答えている武田さんの
記事を目にし、迷わず購入した。
そして今、読み終えた。
「トレーニング方法が書いていない」
「自慢話ばっかり」「期待はずれだ」とか