哀しい予感 (角川文庫) の感想
235 人が閲覧しました
参照データ
タイトル | 哀しい予感 (角川文庫) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 吉本 ばなな |
販売元 | 角川書店 |
JANコード | 9784041800010 |
カテゴリ | 文学・評論 » 文芸作品 » 日本文学 » や・ら・わ行の著者 |
購入者の感想
吉本ばななの作品で一番好きな本です。著者との対談集で、父親であり評論家でもある吉本隆明も一番良いといってます。著者は納得していないみたいですが。吉本ばななの特徴である心地よさ、癒しなどが実感できます。ゆっくりと流れる時間。優しさと哀しさにあふれる人々の気持ち。すべての登場人物に魅力があるけれど、やはり音楽教師、ゆきのさんには男女を問わず憧憬とも言える思いを覚えるのではないでしょうか。雨の日、晴れの日。ちょっと心がささくれ立ったら読み返してしまいます。