超重機アスタコNEO ~1/22スケール超精密ペーパークラフト「アスタコNEO」付き~ の感想

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日立建機の双腕仕様機「アスタコNEO」をメインに取り上げた（最初の？）本です。

アスタコの写真や歴史、開発者インタビューだけではなく、日立建機の機器サイズ比較など盛り沢山。
矢薙じょう先生の超絶かっこいいイラストも必見です。

……盛り沢山ですが、なんといっても目玉はシート数12、説明書p数10の「アスタコNEOペーパークラフト」が凄い。
超精密と謳うだけあり細部のディティールは言うに及ばず、各ブーム・アーム・アタッチメント・本体などの回転は当たり前、シリンダー部分は紙製ながらスライドし、その摩擦力で関節保持をするという凝りよう。
またコクピットも異常なほどに細かく再現され、オプション的な製作ではありますがクリアファイルなどを利用して窓部分を透明にすれば、外からでもそのリアルな造形を見ることが出来ます。
その割にカットが入ってるのでペパクラの入り口で躓きがちな切り取りが楽になり、部品点数は多いものの、じっくり作り込めばだれでもリアルなアスタコNEOが出来る優れもの。

と、ペパクラメインみたいな書き方にはなってますが、本誌の内容もとても満足出来るものでした。
コクピットや操縦系の部分は読んでてわくわくしますし、インタビューでは聞きたかった話やアニメのネタも挟んで読み応え有ります。
建機好き・ロボ好き・などの方にもおすすめの一冊です。

ペパクラは夏休みの宿題で親子でやるのも良いかなとか思ったり。0