Stink and the Midnight Zombie Walk (Book #7) の感想

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Stinkシリーズ
語数　8,376　　　　　　　　　YL 3.0

『Judy Moody』シリーズでも登場した、Judy Moody弟、Stinkを主人公
にしたシリーズの第７作目です。

人気のゾンビシリーズの本の最新の第5巻があと1週間で刊行されること
になりました。ゾンビの本らしく、夜の9時に町の本屋さんで発売され、
その１時間後の夜の10時からは、ゾンビの格好をして町を練り歩くとい
うゾンビウォークなる企画も用意されていました。

Stinkは、親友のWebsterと一緒にこの本の最新刊を読むのを楽しみにして
いましたが、まずは資金集めからです。2人は、瓶に様々な匂いを詰めて
「一嗅ぎ」で50セントという商売を始めますが、売れ行きはさっぱり…。
結果的には犬の散歩で来ていた女性から、犬が匂いの売り場をメチャクチャ
にしたというお詫びで4ドルを受け取り、少しお金を確保することができま
した。

本の発売が近づくとともに、学校でも盛り上がりを見せて、担任の先生も
校長先生も食堂のおばさんもみんな「ゾンビモード」。折しも学校では
「100万分読書」という計画をしていて、子どもたちがそれを達成できれば、
本の発売日に学校の事務室の前にある謎の箱”BOB”を開けるという約束も
校長先生はみんなの前でします。

さあ、いよいよ土曜日を迎えますが…。

Stinkシリーズらしい、生き生きとした英語で終始書かれており、学校の教科
書等では出会うことのない表現にふんだんに出会うことができます。Stinkや
Judy Moodyシリーズの世界観が好きな方には本作品もお薦めです。