決定版 図説 旧約・新約聖書 この一冊で聖書がまるごとわかる! の感想

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タイトル決定版 図説 旧約・新約聖書 この一冊で聖書がまるごとわかる!
発売日2013-05-08
販売元学研パブリッシング
JANコード登録されていません
カテゴリジャンル別 » 人文・思想 » 宗教 » 宗教入門

購入者の感想

コンビニで見つけて戯れに購入したが、予想外にきちんとした
内容の本だった。
多くの方におすすめしたい。

ワンコイン本ということで、現代的な流行りのイラストや萌絵みたいなものが
満載なのかとも、という不安もあったが、そういったモノは一切なし。
現場の地理を解説するための簡素な地図や、人物の相関関係や続柄などを
解説するための控えめな絵図が必要最低限取り入れられているだけで、
人物の解説には、全面的に古の宗教画を借りており、おちゃらけた図解は一切なかった。
また、かといって長々と専門的な解説が述べられているのでもなく、
登場人物の行動や時系列を極めて端的に紹介している。
もちろん聖書の内容すべてを網羅すると膨大な内容になってしまうので、
重要な人物や事案に絞られているが。

手塚治虫の名著「ブッダ」のように誇張も含めエキサイティングな物語として
描かれたものも興味をそそるが、この書ではそういったストーリー仕立てではなく
箇条書きに近い端的さで過不足なく(と私は感じました)語られているので、
空いた時間に細切れに読み続けても読み飽きることはないだろう。

現代の日本の宗教を取り巻く環境は混沌としている。
歴史宗教よりも新興宗教が幅を利かせ、「宗教に興味を持っている」と
発言すればそれは即ち現世救済を求める新興宗教に犯された人物として
胡散臭く見られる場合もしばしば。
ここ数年中東出身のイスラム教徒と親交があり、他国の異文化と接触する機会が
増えるにつれ私は自分の宗教知識の乏しさに気まずさを感じる場面がしばしばあったのだが、
いざそういった知識を得ようとすると、なかなか程良い手段が見つからないな、
と思っていた。
そんなわけで、回教基督教に限らず各宗教に関する分かりやすい解説が無いかな、
と探した時期もあったのだが、見つけた書物は難解な宗教論か、逆に簡素すぎて
役に立たない絵本のようなモノばかり。

初心者にも、図解入りでとてもわかりやすく気に入りました。値段もグーです。0

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