人類は衰退しました〈8〉 (ガガガ文庫) の感想
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参照データ
タイトル | 人類は衰退しました〈8〉 (ガガガ文庫) |
発売日 | 2013-02-19 |
製作者 | 田中 ロミオ |
販売元 | 小学館 |
JANコード | 9784094513936 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » ライトノベル |
購入者の感想
絶賛衰退中の旧人類と妖精さんの交流を描くファンタジーの8巻。今回はモニュメント騒動で壊滅状態のクスノキの里で物語が進行します。
前半はクスノキの里再興のためにあくせくする「わたし」や「Y」達の姿が描かれています。それぞれ、自分なりの方法で里に活気を戻そうと心血を注ぎます。後半は妖精さんの睡眠薬に端を発する騒動が書かれています。また、物語序盤から妊婦の「ヤンママ」との交流があり、その結末はホロリと涙を誘います。
今回に限った話ではないですが、「アプリ」や「拡張現実」等、現実的・時事的記号にファンタジー要素を付加し、独特の世界観を構築する作者の手腕はさすがだと思います。
物語の最後にファンとしてひやりとさせられる一文があり、今後の展開が気になります。
星5つです。
前半はクスノキの里再興のためにあくせくする「わたし」や「Y」達の姿が描かれています。それぞれ、自分なりの方法で里に活気を戻そうと心血を注ぎます。後半は妖精さんの睡眠薬に端を発する騒動が書かれています。また、物語序盤から妊婦の「ヤンママ」との交流があり、その結末はホロリと涙を誘います。
今回に限った話ではないですが、「アプリ」や「拡張現実」等、現実的・時事的記号にファンタジー要素を付加し、独特の世界観を構築する作者の手腕はさすがだと思います。
物語の最後にファンとしてひやりとさせられる一文があり、今後の展開が気になります。
星5つです。