ハクメイとミコチ 3巻 (ビームコミックス(ハルタ)) の感想

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タイトルハクメイとミコチ 3巻 (ビームコミックス(ハルタ))
発売日2015-01-15
製作者樫木 祐人
販売元KADOKAWA / エンターブレイン
JANコード登録されていません
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック

購入者の感想

ハルタ本誌の方では奇数月連載から毎号連載に変わった本作です。
掲載数が多くなったからといっもてクオリティは下がることなく、1・2巻が大好きな人なら安定しておすすめできる内容です。
今回はいつもより長い中編と4つのエピソードが収録されています。
今回はケモノキャラクターが多くてほっこりします。ケモノ好きの方は是非手に取ってほしい一冊となっています。

この本は一周目はさらっと流し読みして雰囲気を楽しみ、二周目以降は登場人物達の気持ちを考えて読むとさらに楽しめると思います。
この本の登場人物達は皆どこか心に余裕があるおかげか、「人を気遣う」ということが自然にできていて、
何度も何度も読み返していくうちにそのことがはっきりと分かってきます。
絶対に・直接的にはセリフとしては残さない、登場人物達の「人を気遣う」という気持ちがわかってくると
この作品の見え方はぐっと違って見えてくると思います。3巻に収録された「休みの日」という話はその極みで、素晴らしかったです!

あと今回も料理描写は本当にどれも美味しそうでした。
中でも物語のキーワードになっている「ジュレップ」のエピソードはお酒が恋しくなること請け合いです。

心に響くほど食べ物の描写が細やかで、本当に美味しそう
描写が細かで周りの楽しさや部屋の匂いまで伝わってきそうです。
いつまでもこの世界に浸っていたくなる、そんな一作です。

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