身近な雑草のふしぎ 野原の薬草・毒草から道草まで、魅力あふれる不思議な世界にようこそ (サイエンス・アイ新書) の感想

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タイトル身近な雑草のふしぎ 野原の薬草・毒草から道草まで、魅力あふれる不思議な世界にようこそ (サイエンス・アイ新書)
発売日2014-02-03
製作者森 昭彦
販売元SBクリエイティブ株式会社
JANコード登録されていません
カテゴリジャンル別 » 科学・テクノロジー » 生物・バイオテクノロジー » 植物学

購入者の感想

私は都内に住んでいて、野山の草花や売られている花はより、道端や公園で見かける草花の方が馴染みがあり、この本を手に取りました。
実際は山で見かける植物もありましたが、大半は街で見かける草花でした。

ジャンル分けは、あいうえお順や分類順等ではなく、
「ひどい名前そのワケを」
「蹴られても、踏みにじられてもひと花咲かすよ」
等、の別れ方です。
例えば…
「ひどい名前そのワケを」
→「悪名たがわぬ最後っ屁」
→「ヘクソカズラ」
といった感じです。

思わず笑ってしまったところもあったし、(あぁ、見た事あるある‼︎)と馴染んだところもあったし、なるほど、と思ったところも。

この本は草花の情報プラス作者の個人的な気持ちもかかれていたりするので、辞典、図鑑等のつもりで見るとちょっと違うぞと思うかもしれません。
ガイドさんからお話を聞いているような、そんな感じの内容です。
私は、拾い読みしつつも、時間を置いて(忘れた頃)何度も読み返したりしているので、捨てたくない本達の1つなので星5つ。

 前々から、身近な雑草が気になっていて、せめてよく見る雑草の名前だけでも知ろうと思って本書を購入した。
 1つの雑草につき、見開きページで解説している。見開きの右側で写真と絵による紹介、左側は名前の由来やその雑草にまつわるちょっとした逸話、筆者のコメントなどが書かれている。見やすいので、本書の価格から考えてもお手頃なのではないかと思います。

 評価を★3にした理由は2つ:
 ’1. けっこうな種類の雑草が掲載されてはいますが、この本片手に町や公園を歩いて見つけた雑草の全てを網羅できているわけではなく、最終的にはもうちょっと厚めで高価な専門書に頼ることになる、という点。
 ’2. 見開きの左側に書かれる文章のクオリティが雑草によってまちまちであるという点。掲載されている全ての雑草一つ一つに思い入れがある、なんてことの方が珍しいとは思うのですが、何を書こうかしら?と思い悩んでとりあえず文章にした、という風なのが垣間見れるのが残念。

 なにはともあれ、この価格でこれだけ楽しませてくれるのならば、十分満足できると思う。

雑草についての情報を盛り込んだ「エッセイ集」です。
その情報についてはある程度役に立ちます。

ただ著者の感受性やその表現が、少なくとも私とは
相容れませんでした。

とにかく嫌みが多いです。
素朴で地味な雑草に対して愛があふれている人のようで、
その思いが余り、綺麗な花を素直に愛でる他人に、軽蔑混じりの
嫌みを書き連ねています。

また外来生物を著しく肯定する姿勢も、現在の社会風潮とは
かけ離れていて、本当の意味で自然をお好きなのかと疑問を
抱かされました。

例えばセイヨウタンポポについての擁護です。
人間による環境の変化こそ悪因であって、西洋種はそれに適応して
いるだけなので悪くない。在来種との競争もないとの見解を述べられて
います。しかしセイヨウタンポポにも数種あるらしくその中には
有性生殖するものもあるため、日本の固有種との交雑が進んで
いるということはご存じないようです。

読んでいてくさくさしてくるので、拾い読み程度で済ませました。0

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