合格革命 行政書士 基本テキスト 2015年度 (合格革命 行政書士シリーズ) の感想

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2014年度合格しました（181点）。

合格革命の基本テキストは、最もわかりやすい、お薦めの一冊です。
ただ先行発売されている「スタートダッシュ」は不要だと思うし、
基本テキストは分厚くても一冊のほうが繰り返し通読するのに向いていると思います。
本書は、フルカラー印刷でビジュアル的にとても見やすく、紙も上質なため、裏移りしにくいのでぞんぶんにマーカーできます。
　各文章ごとに過去に出題された部分は、年度と肢番号が振られており、
「行政書士試験では、どこの論点をしつこく尋ねてきたのか」がひと目でわかります。
これによって、学習のメリハリをつけることが出来ます。
判例は、事案・判決・要旨が分けられて書かれており、とても見やすいです。
判例数は、決して多いほうではありませんが、各法の基本概念を理解するぶんには十分と思います。
これ一冊でまず、行政書士試験に臨む基礎＝土台を作ることができます。
合格して感じるのですが、行政書士試験では、枝葉も問われますが、基礎的な事項をきちんと暗記すること、
つまり幹の部分がしっかりとしているかが、とても重要です。
試験会場で瞬間的に肢の正誤を見極められる力です。これを優秀な基本テキストでつけなければ合格できません。

若干惜しいのは、一般知識のページ数が薄いこと、
情報通信・個人情報保護があまりにも薄いこと
（ただし、2014年度は個人情報保護がストレートに問われたのは1問だけでした。2015年はわかりませんよ…）
別の本や問題集で補うことをお薦めします。

いずれにせよ、現時点でこの本は、そのような基礎力＝幹の部分を作るにはほぼベストに近い本だと、お薦めします。