ほろ酔い加減のロシア―ウォッカ迷言集 (ユーラシア・ブックレット) の感想

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タイトルほろ酔い加減のロシア―ウォッカ迷言集 (ユーラシア・ブックレット)
発売日販売日未定
製作者狩野 亨
販売元東洋書店
JANコード9784885955679
カテゴリジャンル別 » 社会・政治 » 社会学 » 社会学概論

購入者の感想

 この本はルムンバ民族友好大学の留学生だった著者が長年に渡るロシア滞在中に経験した出来事と、
その生活の中で―時には罵詈雑言を浴びるためにわざわざ酒を買う行列に並び―学んだ
酔いやお酒に関する表現や習慣などを紹介しています。
ロシア滞在記と酔っ払い俗語集が半々くらいの割合で詰まった本です。

 へべれけ状態の多様な表現、酒を飲むときの言い訳、お決まりの酒の誘い文句からは
ダジャレにしたり、韻を踏んだりする遊び心や何でもかんでも酒に結びつけるロシア人の国民性を伺えますし、

・接着剤やオーデコロンから作るヤバい酒(一気飲み厳禁、自己責任で)
・フルシチョフ失脚後、大学中の彼の肖像画はどこへ消えた?
・ウズベキスタンの熱燗ビール

等の小ネタも随所に挟まれ、ロシア語がわからなくても十分に楽しめる内容です。
私自身、キリル文字が多少読める程度でしかありませんが、まったく問題ありませんでした。

 難点は価格でしょうか。定価600円でページ数60あまりというのは、やはりちょっと高いです。
内容の面白さも相まって、あっという間に読み終えてしまうでしょう。

 ところで表紙の写真を見て思った人もいるでしょう。「これのどこがほろ酔いだ!」と。
実際そのとおりで、本文中ほろ酔いに関する表現は一切登場しませんのであしからずw。

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東洋書店から発売された狩野 亨のほろ酔い加減のロシア―ウォッカ迷言集 (ユーラシア・ブックレット)(JAN:9784885955679)の感想と評価
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