Shadows in the Night の感想

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参照データ

タイトルShadows in the Night
発売日2015-02-03
販売元Sony
JANコード0888750579621
Disc 1 :I'm A Fool To Want You
The Night We Called It A Day
Stay With Me
Autumn Leaves
Why Try to Change Me Now
SomeEnchanted Evening
Full Moon And Empty Arms
Where Are You?
What'll I Do
That Lucky Old Sun
カテゴリ » ミュージック » ジャンル別 » ロック

購入者の感想

歳を取ると、嗜好品が子供時代のものを求めがち
食べたもの、見聞きしたもの、ノスタルジーと言われても
求めるし、回帰しそれが落ち着きます。
Dylanもそうなんだろう・・・
スタンダードカバーのこのアルバム、自分は心地よく感じました。
時代が変われば人も変わる、頑固じゃなけりゃね
昨年4月の来日公演見ましたが、仁王立ちで歌う迫力には
圧倒された、75を過ぎても転がり続ける Dylanはすごい!

2015年2月に発表されたボブ・ディラン(Bob Dylan)の最新作は、フランク・シナトラ(Frank Sinatra)が歌ったスタンダードの数々をカヴァーした問題作。もっとも問題作と思っているのは自分だけかもしれないが…。このアルバムの世間での評判の良さに正直驚いている。というのも、全編同じ調子、同じようなバッキングで歌われる各曲や、シナトラに思い入れのない世代の自分にとっては、ディランのロック的な部分が全く見えないアルバムというのは結構辛いのだ。ディランはとにかく「歌いたかった」のだろうが…。

(全編カヴァーという意味で)同じような雰囲気のアルバムとしては「Christmas in the Heart 」があったが、そちらよりも更にグッとくるものが少ない。オリジナル・アルバムはもちろん、ブートレグ・シリーズも全部揃えている位のファンである自分の身にとってもだ。最近のディランはもうギターを持たないし、去年の来日公演でもヴォーカリストとしての立ち位置が主だったので、「歌いたい」というスタンスはなんとなく理解は出来るのだけれど…。2000年以降のディランのオリジナル・アルバムがかなりの傑作揃いだけに、余計に戸惑う。ちなみにジャケット・デザインは過去の作品からするとかなり良い方だ、これでも(笑)。

現在74歳のディラン。今でも精力的にライヴ活動を続けていて、しかもこのニュー・アルバム。恐れ入る。もちろん彼くらいの人物なら何をやったって構わない。昔から自分がやりたいと思う事をやって、周囲を驚かせ、戸惑わせ、混乱に陥れたディラン。この作品を聴いた今の自分の気分はまさにそれだが、この作品をしっかりと咀嚼して楽しめる日が、果たして自分にやって来るだろうか…。

ディランの36thアルバムは、かつて音楽業界と映画業界(と政界と裏社会)に君臨した合衆国黄金期の象徴的人物にして、ディランが最も敬愛するシンガーの一人、フランク・シナトラが歌ったトラディショナルポップのスタンダート・ナンバーばかりを演奏したもの。
単なるカバー・アルバムではなく、むしろこれまで多くの人々にカバーされすぎて埋もれてしまった曲の真の魅力を「アンカバー」しようとしたのだとか。

レコーディングはシナトラが愛用したハリウッドのCapitol Studios。選曲も実に渋く、比較的無名な曲が中心。”My Way”、”Fly Me To The Moon”、”New York, New York”、”Come Fly With Me”、”Stranger In The Night”、”Moonlight Serenade”などの名だたる代表曲はあえて外されている。いたるところにディランの深いこだわりが伺えます。

メイン・メンバーは、“Love And Theft”で名演を見せたチャーリー・セクストン(G)、古参のトニー・ガルニエ(B)、”Modern Times”にも参加していたジョージ・レチェリ(Per)、ドニー・ヘロン(Pedal steel guitar)、”Tempest”でアルバムに初起用されたスチュアート・キンボール(G)、そしてディラン(Vo)の5人で、そのほか曲によってブラスが入ったり。
現在のライブ・バンドとまんま同じメンツだったのでてっきりディランらしいフォーク、ルーツ・ロック系のアルバムになるのかと思いきや、意外にも原曲を尊重したバラード路線。
バックの演奏が静かなだけに、ディランのハスキーでいて深みのあるボーカルと、オールドアメリカンな哀愁漂う歌詞がやたら心に響く。
ひねったアレンジは終始全くと言って良いほど無く、人によっては盛り上がりが少ないとも感じるでしょう。しかしアルバムの最初から最後まで徹底してバラードを貫き続ける堂々とした作りは、"Only The Lonely"や"September of My Years"を連想させます。
特にシナトラが作曲した初期の代表曲#1”I’m A Fool To Want

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