Hannah's List (Blossom Street) の感想

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Blossom Streetシリーズの8作目（？）。
「Summer on Blossom Street」の1年後の話になりますが、
スピンオフなので、これ1冊読んでもＯＫです。

妻Hannahを亡くしてから、何もかも楽しめず仕事に没頭しているMichael。
1年後の命日、Hannahが残した手紙を受け取るところから物語が始まります。
妻は、Michealに楽しい毎日を送ってくれるよう頼み……。

このシリーズにしては珍しく、大甘のラブロマンスです。
Blossom Streetシリーズは、英語がかなり簡単で読みやすく
ハッピーエンドで終わるところも好きなのですが、
病気や家族問題など、心が重くなる要素もあって、
この本も購入後しばらく放ってありました。

が、この作品は珍しく大甘のラブロマンス（話自体は妻の死から始まりますが…）で、
暗い要素も少なく、楽しく読めました。
脇役のHarveyやRitchieなど、男性陣がいい味を出してます。
声をあげて笑ってしまったシーンもしばしば。
軽いものが読みたいときにオススメです。

今回はaudibleでの聞き読みもしましたが、
英語が簡単なので、リスニング素材としてもおすすめします。
主人公が男性なので、ナレーターももちろん男性。
女性の登場人物が多いので、少し違和感もありますが…。
本の章ごとに録音されている点も扱いやすかったです。