Harpers Illustrated Biochemistry 29th Edition (LANGE Basic Science) の感想
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参照データ
タイトル | Harpers Illustrated Biochemistry 29th Edition (LANGE Basic Science) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | Robert Murray |
販売元 | McGraw-Hill Medical |
JANコード | 9780071765763 |
カテゴリ | » 洋書 » Special Features » all foreign books |
購入者の感想
僕は薬学部5年生で、医薬品化学講座に配属しています。
化学的な側面から臨床を考えることの多い僕個人の意見・感想として、以下にレビューを書きたいと思います。
生化学は様々な分野の基礎となる重要な学問領域です。
なので多くの学生が生化学を学ぶことになるとは思いますが、生化学の教科書にはそれぞれの特徴(個性)があるように思えます。
たとえばヴォートやストライヤーは化学的な色合いが強く、レーニンジャーは生物学的な要素が強いように思えます。
そして本書のハーパー生化学は、医学や臨床応用の要素が強く、また、レーニンジャーやヴォートよりも生化学的な(より専門的な)内容は薄いように思います。
レーニンジャーなどと比べて図表やイラストの数が少なく、文章で理解することが中心となるので、その点に関しても読者の向き不向きがあると思います。
けして悪い教科書ではなく、良書であるとは思いますが、個人的には化学的な要素が薄いことに対して不満を感じたので☆4つとしました。
研究ではなく実臨床を志す医学生や看護学部の学生向きの生化学の教科書として優れていると思います。(各章のはじめに、章の内容がどのように臨床と結びつくのかが説明されています。)
化学的な側面から臨床を考えることの多い僕個人の意見・感想として、以下にレビューを書きたいと思います。
生化学は様々な分野の基礎となる重要な学問領域です。
なので多くの学生が生化学を学ぶことになるとは思いますが、生化学の教科書にはそれぞれの特徴(個性)があるように思えます。
たとえばヴォートやストライヤーは化学的な色合いが強く、レーニンジャーは生物学的な要素が強いように思えます。
そして本書のハーパー生化学は、医学や臨床応用の要素が強く、また、レーニンジャーやヴォートよりも生化学的な(より専門的な)内容は薄いように思います。
レーニンジャーなどと比べて図表やイラストの数が少なく、文章で理解することが中心となるので、その点に関しても読者の向き不向きがあると思います。
けして悪い教科書ではなく、良書であるとは思いますが、個人的には化学的な要素が薄いことに対して不満を感じたので☆4つとしました。
研究ではなく実臨床を志す医学生や看護学部の学生向きの生化学の教科書として優れていると思います。(各章のはじめに、章の内容がどのように臨床と結びつくのかが説明されています。)