アルハンブラ物語〈上〉 (岩波文庫) の感想
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参照データ
タイトル | アルハンブラ物語〈上〉 (岩波文庫) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | W. アーヴィング |
販売元 | 岩波書店 |
JANコード | 9784003230220 |
カテゴリ | ジャンル別 » 文学・評論 » 文芸作品 » 英米文学 |
購入者の感想
1829年外交官としてアンダルシア地方へ赴任したアーヴィング。
セビリア→グラナダまでの旅の後、アルハンブラ宮殿に滞在した彼は
旅の様子、当時の人々の生活、そして伝わる数々の伝説を一冊の本にまとめた。
それが「アルハンブラ物語」である。
荒廃しきった宮殿のなか、当初夜盗や野生の動物におびえながらも
だんだんその魅力にはまっていく作者の筆は滑らかである。
といっても素晴らしいのはこの物語の日本語訳。
本当に美しい訳文で、原作の魅力をあますとこなく伝えている。
セビリアからの旅の様子も非常に興味深く、そして彼を取り巻く人々
の息吹が聞こえてくる。
そしてグラナダのイスラム(ムーア)王国の勇者たち。彼らとスペインの戦い、イスラムの荒廃、
イスラムに伝わる伝説の数々は魔法のじゅうたんで夢の世界にいざなってくれる。
とにかく名著!
セビリア→グラナダまでの旅の後、アルハンブラ宮殿に滞在した彼は
旅の様子、当時の人々の生活、そして伝わる数々の伝説を一冊の本にまとめた。
それが「アルハンブラ物語」である。
荒廃しきった宮殿のなか、当初夜盗や野生の動物におびえながらも
だんだんその魅力にはまっていく作者の筆は滑らかである。
といっても素晴らしいのはこの物語の日本語訳。
本当に美しい訳文で、原作の魅力をあますとこなく伝えている。
セビリアからの旅の様子も非常に興味深く、そして彼を取り巻く人々
の息吹が聞こえてくる。
そしてグラナダのイスラム(ムーア)王国の勇者たち。彼らとスペインの戦い、イスラムの荒廃、
イスラムに伝わる伝説の数々は魔法のじゅうたんで夢の世界にいざなってくれる。
とにかく名著!