もう来る頃・・・ の感想

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タイトルもう来る頃・・・
発売日2012-06-13
アーティストさだまさし
販売元ユーキャン
JANコード4511760002778
Disc 1 :もう来る頃…
空になる
糸遊
かすてぃら
題名のない愛の唄
TOKYO HARBOR LIGHTS
一万年の旅路
白秋歌
あなたへ
SMILE AGAIN
カテゴリ » ミュージック » ジャンル別 » J-POP

購入者の感想

さだまさしの前作から約11ヶ月振りにリリースされたデビュー40周年に向けての記念すべきメモリアル・アルバムです。さださんの年譜によるとレコード・デビューが1973年の10月で厳密に言えば四十年まではまだ1年4ヶ月ありますが、でもデビュー前年の1972年にはグレープが結成されていますし、1年前倒しのお祝いがあっても良くてとにかく誠にめでたく喜ばしい事だと思います。さださんの最近のアルバムの傾向として唯単に悲しみに沈み込むのではなく、明るい希望を強く心に抱かせるポジティヴな面が感じられると思います。また詩に使われる言葉も難解な物が減り、理解し易い表現が増えて素直に心に沁みて来ます。今回は無理もない事情から笑いが少な目ですが、そちらは同時リリースされたライバル新人のきだまきしに任せましょうね。

『もう来る頃・・・』みんな日々悩みを抱えて生きているけれど、「もう来る頃 その角をホラしあわせが 笑顔で曲がってくる」という歌詞が素晴らしく強い希望を感じさせます。
『空になる』山登りを愛するさださんが山頂に立った時の天にも昇る心地の高揚感を歌にしたNHKのBS番組「にっぽん百名山」テーマ曲です。
『糸遊』「かげろう」という読み仮名が出て来る歌は「春女苑」以来2度目ですね。さださんのヴァイオリンをフィーチャーした妖しい片恋の恋愛歌です。
『かすてぃら』前作の「廣重寫眞館」を思い出させる雰囲気の新作長編小説に沿って書かれた心安らぐ歌です。東京タワーとスカイツリーで昔と今を対比させ、「木根川橋」に出て来た地名「押上」が再登場して懐かしいです。
『題名のない愛の詩』名曲「流星雨」の出だし「いつか君に会えたら 告げたいことがある」と酷似した歌詞をさださんが敢えて使われた由来に諸説あるスコットランド民謡の美しい楽曲です。「片おしどり」「ONLY〜薔薇園」タイプの穏やかな優しい歌です。
『TOKYO HARBOR LIGHT‘S』お馴染み陽気なパーカッション奏者の木村“キムチ”誠氏作曲の渋いメロディーとさださんの癒しの詩が結実した大人のラヴ・ソング。通の方なら過去の名曲「ビクトリア・ピーク」「君が帰ってくる」を思い出されるでしょう。

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