最長片道切符の旅 (新潮文庫) の感想
272 人が閲覧しました
参照データ
タイトル | 最長片道切符の旅 (新潮文庫) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 宮脇 俊三 |
販売元 | 新潮社 |
JANコード | 9784101268026 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » 趣味・実用 » 鉄道 |
※サンプル画像
![最長片道切符の旅 (新潮文庫) サンプル画像](http://ecx.images-amazon.com/images/I/61ih0bwxZvL.jpg)
購入者の感想
北海道から九州まで、昭和53年当時の国鉄のひと筆書き最長路線を旅した記録である。宮脇さんの紀行はどこから読んでも楽しめるわけだが、この作品に限っては長編小説を読むように、ぜひ、最初の1行から文字を追って読み進めていってほしい。日本の広さを存分に味わえるよき紀行である。
宮脇さんの旅から25年。この間ずいぶん日本は変わり、今年の2月にはあまたの魅力あふるる紀行を残して著者も天国に旅立たれた。今この作品を読み返してしみじみ思うのは、変わらぬのは日本の山河だけだなあ、という哀切の思いである。
ともかく「時刻表2万キロ」と並ぶ初期の大傑作であることは誰しも認めるところであろう。
宮脇さんの旅から25年。この間ずいぶん日本は変わり、今年の2月にはあまたの魅力あふるる紀行を残して著者も天国に旅立たれた。今この作品を読み返してしみじみ思うのは、変わらぬのは日本の山河だけだなあ、という哀切の思いである。
ともかく「時刻表2万キロ」と並ぶ初期の大傑作であることは誰しも認めるところであろう。