Small Pig (I Can Read Book 2) の感想

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出会いは日本語訳の「どろんここぶた」でした。日本語訳もユニークな表現で名訳だと思いますが、原書でもわかりやすい簡単な英語で小さいお子さんたちにもあまり抵抗無く読み聞かせできます。なんとも言えない、愛嬌たっぷりで表情豊かなこぶたの絵に最初は、くすっと笑ってましたが、読み終えてみると、なんだか普段の生活の中でも我々が犯してしまいがちな身勝手さへ対する警告に気づきます。ペットブームの昨今、人間が良かれと思ってすることが、動物たちにとっては甚だ迷惑な行為であることも多々あるんだということが．．．。これは対動物だけでなく人間どうしでも言えるのではないでしょうか？相手へ対する過剰な干渉や思い込みが、相手を傷つけてしまうこともあります。この本にはそのような行為が引き起こすユニークなエピソードが、押し付けがましくなくすんなり心に入って警告してくれます。0