症例で学ぶ大腸CT診断 の感想
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参照データ
タイトル | 症例で学ぶ大腸CT診断 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 高林健 |
販売元 | シービーアール |
JANコード | 9784908083006 |
カテゴリ | ジャンル別 » 医学・薬学・看護学・歯科学 » 臨床内科 » 循環器 |
購入者の感想
大腸検診が普及していれば、大腸癌が死因の女性第一位,男性第3位という日本のほめられない悲惨な現実は必ず変わるはず.もちろん内視鏡ならその場で治療にも使える有効な武器だけれども、何分内視鏡専門医の数も不足しているし,専門医の試験も難しく、これから養成するにも時間がかかる.マンパワー不足を補えずすべての検診をこなしきれないのが現状だと思う.また検査前の準備も結構面倒で、負荷も多く、患者のほうも検診には尻ごみがち.がん対策はまず検診を普及させることが先決問題だから、CTでここまで確かな画像が得られるのなら,内視鏡のようにその場での治療には制約があるけれども、技師さんに参加してもらうことで医師不足も補えるし,幸いというか日本には十分すぎるほどCTが普及しているいるので、有効利用になる.なにより早期発見で、大腸がんでの死亡が減るし.結果医療費の節約にもなると思う.おそらく数年を待たずDT検診の流れが変わって、まずはCTで検診する方式が普及することは間違いがないように思う.本も安いし、カラー写真がいい.病変の所見が鮮明で,操作についても説明も分かりやすいので専門でなくてもつかえそうだ.消化器や放射線科の医者だけでなく,放射線技師さんや看護師さん、さらには患者さんへの説明にもいいかもしれない.