シミュレーショニズム (ちくま学芸文庫) の感想
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参照データ
タイトル | シミュレーショニズム (ちくま学芸文庫) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 椹木 野衣 |
販売元 | 筑摩書房 |
JANコード | 9784480086358 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » 文学・評論 » 評論・文学研究 |
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購入者の感想
河出文庫などには収録されていない
「シミュレーショニズム 講義篇」
が収められている。
それが、河出以前の明快さを保ちつつ、より具体的にくっきりと浮かび上がらせている。
ハウスミュージックなど、DJ文化をおおいに参考にすることによって
表現とはなにか・「芸術」とはなにかをざっくりと切り込み論じる椹木野衣の最初の代表作が本書のだということは、多くの人に認められた。
現代美術を多角的に分析することで、<編集>の重要性や<制度>の問題を明確にして行く。
また、極めて思想的・学術的であるにもかかわらず、本書のもつ情感は否定できないだろう。つまり、ただの解説書に堕していないのだ。
90年代から考えたい人は本書から出発すればいいと思います。
私は「シミュレーショニズム」から出発できたと、読み返して確認したところです。
「シミュレーショニズム 講義篇」
が収められている。
それが、河出以前の明快さを保ちつつ、より具体的にくっきりと浮かび上がらせている。
ハウスミュージックなど、DJ文化をおおいに参考にすることによって
表現とはなにか・「芸術」とはなにかをざっくりと切り込み論じる椹木野衣の最初の代表作が本書のだということは、多くの人に認められた。
現代美術を多角的に分析することで、<編集>の重要性や<制度>の問題を明確にして行く。
また、極めて思想的・学術的であるにもかかわらず、本書のもつ情感は否定できないだろう。つまり、ただの解説書に堕していないのだ。
90年代から考えたい人は本書から出発すればいいと思います。
私は「シミュレーショニズム」から出発できたと、読み返して確認したところです。