The Art of Alice: Madness Returns の感想
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参照データ
タイトル | The Art of Alice: Madness Returns |
発売日 | 2011-04-26 |
製作者 | American McGee |
販売元 | Dark Horse Books |
JANコード | 9781595826978 |
カテゴリ | » 洋書 » Special Features » all foreign books |
※サンプル画像
![The Art of Alice: Madness Returns サンプル画像](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51M1CT95YGL.jpg)
購入者の感想
カスタマービデオレビュー 長さ:: 1:15 分
『The Art of Alice: Madness Returns』はとてもよくできたゲームのアートブックだ。
184ページのハードカバーでDark Horse社から出版されている。縦に大きなフォーマットで印刷に使われている紙はしっかりと分厚く光沢は控えめ。装丁も素晴らしく、とても良い出来だ。
コンセプトアートとそのアイデアが素晴らしい。この世の物とは思えないような背景画やキャラクターデザイン、道具や武器、身の毛のよだつようなデザインのキャラクターなどが収録されている。アイデアが少し抽象的だった為本編では採用されなかった没アイデアも沢山収録されている。
不思議の国のアリスのような古典が最近のポップカルチャー、ゲームデザイナー、コンセプトデザイナー、ビクトリア調のゴススタイルと混ざると、とても奇妙な世界の出来上がりだ。それはアリスが自分の身を守る為にキッチンナイフを常備している世界。たまにバズーカや火の出るハンマー、ティーポットキャノンなんかも有る。
どのページにも少しビックリする要素や少し捻った施しがしてある。赤ちゃんの顔をしたカラスや、触手の生えた切り裂きジャック、連なった新生児の出産を助けるアリスや、人の足が生えたアンコウ、牛のような鳥、スチームパンク風ピタゴラ装置、中華ハンプティダンプティ、空飛ぶ豚の鼻、詳細まで作り込まれた武器など。本来ならば一緒に存在するはずのないもの達がミックスされている。
背景画とセットデザインもとても素晴らしい。まるでアリスがどこかのビクトリアン・ゴス調な地獄を歩いているようだ。ゲーム中の美しく緻密な景色は刻一刻と変わっていく。とても上手にムードを捉えている。
もちろんアートワーク以外にもデザインやキャラクター、物語について細かく説明した読み物もある。読んでいくにつれて如何にこのゲームがこのように奇抜で不思議な世界になっていったのかが良くわかる、とても興味深い読み物だ。
素晴らしい本で2011年に出たアートブックの中でも上位にランクインするものだ。
『The Art of Alice: Madness Returns』はとてもよくできたゲームのアートブックだ。
184ページのハードカバーでDark Horse社から出版されている。縦に大きなフォーマットで印刷に使われている紙はしっかりと分厚く光沢は控えめ。装丁も素晴らしく、とても良い出来だ。
コンセプトアートとそのアイデアが素晴らしい。この世の物とは思えないような背景画やキャラクターデザイン、道具や武器、身の毛のよだつようなデザインのキャラクターなどが収録されている。アイデアが少し抽象的だった為本編では採用されなかった没アイデアも沢山収録されている。
不思議の国のアリスのような古典が最近のポップカルチャー、ゲームデザイナー、コンセプトデザイナー、ビクトリア調のゴススタイルと混ざると、とても奇妙な世界の出来上がりだ。それはアリスが自分の身を守る為にキッチンナイフを常備している世界。たまにバズーカや火の出るハンマー、ティーポットキャノンなんかも有る。
どのページにも少しビックリする要素や少し捻った施しがしてある。赤ちゃんの顔をしたカラスや、触手の生えた切り裂きジャック、連なった新生児の出産を助けるアリスや、人の足が生えたアンコウ、牛のような鳥、スチームパンク風ピタゴラ装置、中華ハンプティダンプティ、空飛ぶ豚の鼻、詳細まで作り込まれた武器など。本来ならば一緒に存在するはずのないもの達がミックスされている。
背景画とセットデザインもとても素晴らしい。まるでアリスがどこかのビクトリアン・ゴス調な地獄を歩いているようだ。ゲーム中の美しく緻密な景色は刻一刻と変わっていく。とても上手にムードを捉えている。
もちろんアートワーク以外にもデザインやキャラクター、物語について細かく説明した読み物もある。読んでいくにつれて如何にこのゲームがこのように奇抜で不思議な世界になっていったのかが良くわかる、とても興味深い読み物だ。
素晴らしい本で2011年に出たアートブックの中でも上位にランクインするものだ。