上京物語 僕の人生を変えた、父の五つの教え の感想
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参照データ
タイトル | 上京物語 僕の人生を変えた、父の五つの教え |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 喜多川 泰 |
販売元 | ディスカヴァー・トゥエンティワン |
JANコード | 9784887596900 |
カテゴリ | 文学・評論 » エッセー・随筆 » 著者別 » か行の著者 |
購入者の感想
世のサラリーマンは、絶対読むべき本です。しかもなるべく早く、20代のうちに。
私は30前半のサラリーマンですが、この本の内容はあまりにも的を射すぎていて、
空恐ろしくなりました(^_^;)
この本は、「前半」と「後半」に分かれています。
(それ以上説明するとネタバレ?になっちゃうので、ぜひご自身で読んで確かめてください)
前半は、人生の成功を夢見る男子大学生が、大学卒業→就職→結婚→車購入・・・と、
いわゆる一般的な人生を歩んでいくストーリ−。
ただ・・・いわゆるフツーに幸せな人生なんだけど・・・。
悪いことをしたわけじゃない。常に一生懸命頑張っている。人並みの幸せも手に入れている。
でも、なんとなく釈然としない。疑問、不安、焦燥感、劣等感、諦め、慰め・・・そういった
感情を抱きつつ、気付かないフリをしつつ・・・。
今では何十年ものローンを組んで購入したマンションのベランダで煙草をふかしながら、
一人たそがれる中年サラリーマンになった自分。
「・・・俺の人生って、これで・・・よかったのか?」
きっと世のサラリーマンの多くが抱えるであろう悩み〜それも慢性的で無意識のうちに
考えるのを避けている〜に対して、真正面からグサッ!と突き刺すような内容に、もう、
前半読み終えたあとはなんとも言えない嫌な気持ちになります(笑)
でも、これは誰しもいつかは向き合わなければならない問題。その答えを探し出すヒントが
満載の後半で、落ち込んだ気持ちが救われると共に、顔を上げて「よぉぉーし!」とやる気に
させてくれる、そんな本です。
・・・まだ読んでない人は「なんのこっちゃ」というレビューになってしまいましたが、
閉塞感漂う時代だからこそ、このような本と出会えて嬉しかったです。
私は30前半のサラリーマンですが、この本の内容はあまりにも的を射すぎていて、
空恐ろしくなりました(^_^;)
この本は、「前半」と「後半」に分かれています。
(それ以上説明するとネタバレ?になっちゃうので、ぜひご自身で読んで確かめてください)
前半は、人生の成功を夢見る男子大学生が、大学卒業→就職→結婚→車購入・・・と、
いわゆる一般的な人生を歩んでいくストーリ−。
ただ・・・いわゆるフツーに幸せな人生なんだけど・・・。
悪いことをしたわけじゃない。常に一生懸命頑張っている。人並みの幸せも手に入れている。
でも、なんとなく釈然としない。疑問、不安、焦燥感、劣等感、諦め、慰め・・・そういった
感情を抱きつつ、気付かないフリをしつつ・・・。
今では何十年ものローンを組んで購入したマンションのベランダで煙草をふかしながら、
一人たそがれる中年サラリーマンになった自分。
「・・・俺の人生って、これで・・・よかったのか?」
きっと世のサラリーマンの多くが抱えるであろう悩み〜それも慢性的で無意識のうちに
考えるのを避けている〜に対して、真正面からグサッ!と突き刺すような内容に、もう、
前半読み終えたあとはなんとも言えない嫌な気持ちになります(笑)
でも、これは誰しもいつかは向き合わなければならない問題。その答えを探し出すヒントが
満載の後半で、落ち込んだ気持ちが救われると共に、顔を上げて「よぉぉーし!」とやる気に
させてくれる、そんな本です。
・・・まだ読んでない人は「なんのこっちゃ」というレビューになってしまいましたが、
閉塞感漂う時代だからこそ、このような本と出会えて嬉しかったです。