ログ・ホライズンTRPG リプレイ ごちそうキッチンと病の典災 の感想

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参照データ

タイトルログ・ホライズンTRPG リプレイ ごちそうキッチンと病の典災
発売日販売日未定
製作者橙乃ままれ
販売元KADOKAWA/エンターブレイン
JANコード9784047299290
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » ライトノベル

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購入者の感想

原作は全く知らず、TRPGもかじった程度の女性ですが、めちゃくちゃ面白かったです。前作が『初心者向けの世界観やシステムの紹介編』だとしたら、こちらは『原作者だからできるサービスありの応用編』。
前半のクッキングシナリオは走るキノコやご馳走つきのイノシシ狩りから絵面が浮かんで楽しい!クライマックスフェイズが10歳幼女の『一人でできるもん』……もといNAGI’s kitchin で料理のミニゲームというのも新鮮でした。トラブルの度に原作キャラが乱入してきて、原作知らないのにその扱いの酷さに笑えました。
後半の病気治癒シナリオは原作者がベリーハードと宣言するほど、シリアスな展開。売って変わって正統派の冒険譚で戦闘はスリルがありました。
PLもさすがは現役作家陣、CPの設計もバランスも巧み。ウルフの変態性に似合わぬイケメン常識人っぷりにギャップ萌え、セイネの不器用なぼっちぶりに共感、AKの社長らしい暴走っぷりに度肝を抜かれ、マスダさんのキャラメイクの奥深さに感嘆しました。若い女性キャラクターは欠点があったほうが魅力的に感じるというのが読んでて発見。二人とも若いな、思春期だな~!って感じで応援したくなりました。
無性に笑えるファンタジーが読みたくて、萌え萌えしてないスタイリッシュな表紙に惹かれて買った本シリーズですが、一日で読み終えて続編二冊を購入しました。

正式ルールが発売になってから行われたセッションのリプレイ。シナリオは二本。

前半:
クッキングシナリオ、定番では材料調達&料理勝負となるのですが、料理は敵との勝負ではなく、
判定で得点を稼いで出来栄えを決めるタイプ。
冒頭は、AKおじいちゃんがいつの間にか不良在庫の倉庫番で住居ゲットから、残念セイネ、ウルフのツッコミと愉快な始まり。

この料理の部分は複数の判定の総合で結果を判定するシステムである「ミッション」と呼ばれるシステムが導入されている。
FEARのゲームにあるFS判定のようなもの。
クライマックスでは、これで料理の進行状況や出来栄えを決めるようになっているのだが、
ナギちゃんのトンデモクッキングを阻止するために〔因果力〕大盤振る舞い。
ミドルの食材確保はメンバーひやひやの緊張感。GMままれの解説部分も読みどころ。

後半:
疫病発生、ナギちゃん罹患で大ピンチのホットスタート。
トキナギ様が助力してくれるのだが、
それを見咎められると六傾姫絡みでナギちゃんの平穏が損なわれると懸念するパーティメンバーの会話が楽しい。
ウルフのシロエの性癖と立場を考慮した反応予測や、マスダさんの一言も嘘は言ってないけど肝心の部分はぼかす会話術とか、
パーティーメンバーの中の人の実力がうかがい知れる面白さ。

※相変わらずの注記充実振り、これのおかげで、一段と面白くなっています。シロエ→ロリコン。

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