ピアニストは指先で考える (中公文庫) の感想
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参照データ
タイトル | ピアニストは指先で考える (中公文庫) |
発売日 | 2010-12-18 |
製作者 | 青柳 いづみこ |
販売元 | 中央公論新社 |
JANコード | 9784122054134 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » 文学・評論 » エッセー・随筆 |
購入者の感想
多くのピアニストに深い感銘と勇気を与えてくれる、大切な本だと思います。
演奏家で教育者でエッセイストである筆者が、日々の仕事/生活の中で感じていること、
ピアニストという特殊な職業/能力を持つ人がどんなことを考え、ケアし、学んでいくかを楽しく知ることができる。
「親指」、「爪」、「手が小さい!」といった身体の使い方、
「初見と暗譜」、「練習法」、「芸大附属高校」といった教育に関すること、
「クラヴサン奏法」、「スコア・リーディングで学ぶタッチのいろいろ」といった演奏法に関すること、
「椅子と座り方」、「ペダルと靴」のような演奏者でなくては気づかない諸々の事柄まで、
一つ一つの項目は数ページの短いものだが、もっと聴かせて欲しいと思わせる内容ばかり。
実に豊かな音楽エッセイで、読んで楽しく、コンサートへ行く心構えが変わりそうだ。
ピアニストという特殊な職業/能力を持つ人がどんなことを考え、ケアし、学んでいくかを楽しく知ることができる。
「親指」、「爪」、「手が小さい!」といった身体の使い方、
「初見と暗譜」、「練習法」、「芸大附属高校」といった教育に関すること、
「クラヴサン奏法」、「スコア・リーディングで学ぶタッチのいろいろ」といった演奏法に関すること、
「椅子と座り方」、「ペダルと靴」のような演奏者でなくては気づかない諸々の事柄まで、
一つ一つの項目は数ページの短いものだが、もっと聴かせて欲しいと思わせる内容ばかり。
実に豊かな音楽エッセイで、読んで楽しく、コンサートへ行く心構えが変わりそうだ。