マクスウェルのリーダーシップ集中講義 の感想

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参照データ

タイトルマクスウェルのリーダーシップ集中講義
発売日販売日未定
製作者ジョン・C・マクスウェル
販売元ディスカヴァー・トゥエンティワン
JANコード9784799312865
カテゴリジャンル別 » ビジネス・経済 » ビジネス実用 » リーダーシップ

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リーダーシップについての本。著者は、自己啓発やリーダシップ分野の本を30年以上にわたって60冊以上出版しており、邦訳されているものも多くある。「集中講義」というタイトルになっているが、要するに、分量を抑えて、要点だけに絞り、短時間でそのエッセンスがざっと理解できるようにまとめられているところが特徴である。

誰でもリーダーになれる。そして、「ひとりでできることなど、リーダシップがあればできることに比べたらごくわずか」だと述べ、「リーダーシップ能力x努力の度合い=成果」だと説明している。

管理職とリーダーは違う。リーダーシップとは影響力のこと。だから、リーダシップは地位の高い人だけにあればいいというようなものではなく、地位とは関係なく多くの人に求められる能力である。そして、リーダーになるための基盤となるのは信頼であり、信頼を裏切ったときがリーダーとしての終わりになる。だから当然、最初に律するべきはまず自分になる。そして、リーダーシップを発揮するにはまずリーダーの心に火をともすビジョンが必要で、そのビジョンがリーダーを導き、さらにリーダーに従う人の心に火を灯して行く先を示すことになる。

また、リーダーシップという能力には、そのリーダーに従う人の視点から見て、以下の5つのステップがあるとしている。
STEP1 地位・権限:「ついていかなければならないから、ついていく」段階
STEP2 承認・関係:「ついていきたいから、ついていく」段階
STEP3 結果・功績:「組織に対する功績があるから、ついていく」段階
STEP4 育成:「自分達に尽くしてくれるから、ついていく」段階
STEP5 人間力:「あなただから、ついていく」段階

個人的に、はっと思わされたこともいくつかある。例えば、「効率的に働く」ことと「効果的に働く」ことの違い。現代の我々は「効率」という視点に傾きがちだが、「効率的に働く」ことはサバイバルの基本なのであって、「効果的に働く」ことが成功の基本なのだというのは、ちょっと考えさせられた。後継者育成や権限委譲の重要性についても触れている。

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