ニコラ・テスラが本当に伝えたかった宇宙の超しくみ 下 地震予測とUFO飛行原理のファイナルアンサー(超☆わくわく) (超☆わくわく 51) の感想

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タイトルニコラ・テスラが本当に伝えたかった宇宙の超しくみ 下 地震予測とUFO飛行原理のファイナルアンサー(超☆わくわく) (超☆わくわく 51)
発売日販売日未定
製作者井口 和基
販売元ヒカルランド
JANコード9784864711678
カテゴリジャンル別 » 人文・思想 » 心理学 » 心理学入門

購入者の感想

いよいよ期待の下巻だ。

著者が有名になるきっかけとなった3.11の地震の予測をするようになるまでの経緯から始まり、著者のブログで何回にも渡って掲載されてきた「3.11が人工地震と断定できる理由」、「地震予知の可能性について」、「UFOの飛行原理の探求の隠された歴史」と続き、最後は恐らく最も読者の、それも特に物理学に詳しくない読者の興味を引かないと思われる、著者の専門である物理学の現状に対する注文と未来への提案、という構成になっている。

ブログに書かれている内容の詳細にまでは触れず、なぜこのように幅広いジャンルを研究するようになったかの経緯や、時々ブログに載るHAARPモニターの電磁波波形の読み方、そしてブログでは単独の記事として載せられたものを順序立てて説明したりと、ブログの理解を助けるような内容になっている。「ブログのまとめ」を期待していた方には少し期待外れのところがあるかもしれない。

感心したのはUFOの飛行原理を読み解いて行くところだ。飛行機が流体の物理的性質を利用して浮力を得ているのと同様、UFOは空間(エーテル)の物理的性質を利用して浮遊しているはずだと。エンジンはあくまで浮力を得るための方法に過ぎず、だから何通りか方法があっても不思議はない、と。肝は浮力を生み出す空間(エーテル)の特性なのでる。
優秀な物理学者だけに解析が実に的確だと感じる。
最後の物理学に関する論考は派手さはないが、テスラが見つけたと主張した「電磁波の縦波」、マックスウェルらが絶対にあると主張した「エーテル」、テスラやベアデン、ドラードが主張し続けた「フリーエネルギー」、その他の物理学者たちが残した宿題に、後世の物理学者たちは真剣に取り組むべきではないか、と主張している。そうしていれば物理学は現在とは比べ物にならないほど発展していたはずだと。

下巻の内容はタイトルと少し離れた感はあるが、著者のブログの読者にとっては上巻以上に楽しめる内容だろう。

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