ナチが愛した二重スパイ の感想

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参照データ

タイトルナチが愛した二重スパイ
発売日販売日未定
製作者ベン マッキンタイアー
販売元白水社
JANコード9784560026427
カテゴリ文学・評論 » 評論・文学研究 » 外国文学研究 » 英米文学

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購入者の感想

英国の犯罪者が逃亡の末行き着いた英仏海峡の小島。その小島は唯一ドイツ軍に占領された英国領であった。
小島に逃亡していた犯罪者チャップマンは、逃げる先が無く、占領軍に対してスパイになることを志願する。

こうして始まった英国人のドイツスパイは、フランス占領下のドイツ諜報部の要人に気に入られ、破壊工作のため英国に逆侵入する。
暗号名フリッツの任務はモスキート工場の破壊であった。

イギリスに降着後、チャップマンは直ちに英国情報部に投降、ドイツ諜報部の情報を暴露。
さらに英国情報部の要人に気に入られ、ダブルクロス(二重スパイ) 暗号名ジクザグになる。

という実在のスゴイ話。
本人は戦後も生存、関係者も生存していたことから、記述されたストーリーはほぼ事実であったという。

関係者のショートストーリーがたくさん入るので、若干冗漫な感じがして途中で飽きが来る(のめり込めない・・・)が、プロットだけを選択して追っていくと、とってもわくわくする「スパイ小説」だ。

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