暗号解読 下巻 (新潮文庫 シ 37-3) の感想

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上巻でエニグマの解読の話に、
下巻で公開鍵暗号の誕生の話に惹き込まれた。
暗号とは、そもそもどうして誕生したのか、
どのような経過をたどって
量子暗号までたどり着いたのか、
物語のように興味深く解説してくれている。
我々が今こうやって（ほぼ安全に）ネットサーフィンできるようになったのも
暗号という深遠なる技術の御蔭である。

暗号の世界に少しでも興味があるならば
読んでおきたい一冊である。