ラブ&ピース―鴨志田穣が見たアジア の感想
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参照データ
タイトル | ラブ&ピース―鴨志田穣が見たアジア |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 鴨志田 穣 |
販売元 | 寿郎社 |
JANコード | 9784902269376 |
カテゴリ | ジャンル別 » アート・建築・デザイン » 画家・写真家・建築家 » 写真家 |
購入者の感想
鴨志田 穣さん、初めての写真集として発行された本書は、アジア各地で撮られた沢山の写真が、殆ど何の脈略もなく、次々と年代順に収録された内容となっている。
あくまで個人的な感想として、多くの写真それぞれの完成度は低く、作品性も見つけられず、加えて写真構成の意図もよく分からず、” 鴨志田 穣さんバブル " に乗じて出版されただけの写真集という感想を持ちました。
ただ、収録された幾つかのエッセイはとても土臭く、感情を揺さぶられるもので、何と言うか簡単に言うと、虜にされてしまいました。
読んでいる最中 何度か本を閉じて、宙を見つめながら、頭の中を流れる考えに身をゆだねている時間が必要でした。
とても素晴らしい文章だと思う。
巻末には編集者の説明として、 ” 高い作品性を持つ写真があったのだが、それはそれとして単独にまとめたものを後に発刊するため今回は敢えて省いた” と言った内容の事が書かれており、写真の方はそちらに期待したいです。
・・でも読了後によくよく考えてみると、この未完成で脈略の無い写真の数々と収録されたエッセイとの世界観みたいなものが、不思議とマッチしている様に感じられなくもなく、
”・・あれ? ひょっとしてすごく良く出来ているのかな?” とも思えてきました。
何か、不思議な本です。
写真集としては正直、期待はずれでしたが、何故か好きになってしまいました。
あくまで個人的な感想として、多くの写真それぞれの完成度は低く、作品性も見つけられず、加えて写真構成の意図もよく分からず、” 鴨志田 穣さんバブル " に乗じて出版されただけの写真集という感想を持ちました。
ただ、収録された幾つかのエッセイはとても土臭く、感情を揺さぶられるもので、何と言うか簡単に言うと、虜にされてしまいました。
読んでいる最中 何度か本を閉じて、宙を見つめながら、頭の中を流れる考えに身をゆだねている時間が必要でした。
とても素晴らしい文章だと思う。
巻末には編集者の説明として、 ” 高い作品性を持つ写真があったのだが、それはそれとして単独にまとめたものを後に発刊するため今回は敢えて省いた” と言った内容の事が書かれており、写真の方はそちらに期待したいです。
・・でも読了後によくよく考えてみると、この未完成で脈略の無い写真の数々と収録されたエッセイとの世界観みたいなものが、不思議とマッチしている様に感じられなくもなく、
”・・あれ? ひょっとしてすごく良く出来ているのかな?” とも思えてきました。
何か、不思議な本です。
写真集としては正直、期待はずれでしたが、何故か好きになってしまいました。