YOUNGKING OURS (ヤングキングアワーズ) 2015年 01月号 [雑誌] の感想

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「ナポレオン 覇道進撃」
アウステルリッツのあまりにも華々しい大勝利ゆえなのか、ロシア軍のクトゥーゾフ将軍をして、
「我々がブラッツェン高地を獲った時、奴には我々の行動の７手先まで読めたのだ」
と言わしめた、ナポレオンの戦術眼に曇りが生じたのではないのかと、他ならぬナポレオン自身が疑惑を持つに至る。
その疑惑を払拭し、雲散霧消させるには、アウステルリッツ級の戦果を挙げる他に道はない。
「勝ち続けること」が絶対に必要なのだ。
ナポレオンは、偽情報を意図的にロシア軍に流し、ロシア軍の作戦基地であり、貯蔵庫でもあるケーニヒスベルクへと退却するロシア軍を、
フリートラントで阻止する任務を、ミシェル・ネイ元帥に与える。
ネイは青年時代、たった1度だけ神に祈り、願ったことがある。
その「願い」は、長命でも、金でも、地位でもなく、ごくささやかなものだ。
「全てのフランス人が俺の名前を聞き、俺の墓に花を供えてくれるような、そんな「男」に俺はなりたい…！」

…本作品は、第1話から、終始一貫して、
「お前は「男」か？そうか「男」か！それでは聞こう、お前は「男の中の男」と言えるのか？」
と問いかけ続けている。
言わずもがなではあるが、生物学的にオスなのかとは、本作品は唯の1度も問いかけてなどいない。
ネイの「ささやかな願い」は叶うのか、それは次号で明らかとなる。

「ドリフターズ」
今月号は休載である。
ルークとヤンの2頁漫画もなし。

「蒼き鋼のアルペジオ」
好評連載中。
翌年1月28日リリース予定の、
劇場版「アルペジオ」の「Trident」によるオープニングテーマ「Blue Snow」、