乙嫁語り 6巻 (ビームコミックス) の感想
293 人が閲覧しました
参照データ
タイトル | 乙嫁語り 6巻 (ビームコミックス) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 森 薫 |
販売元 | KADOKAWA/エンターブレイン |
JANコード | 9784047293960 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック |
購入者の感想
詳しい内容は他のレビューで書かれているので割愛します。
はっきり白黒付かないのが現実なんだろうなぁと思います。
ハルガル家も甘い言葉に騙されてしまう程、切羽詰まっていたのでしょうから。
今後、アミルの兄のアゼルや一族がどうなるのかが気になりますが、7巻はスミスの旅の話に戻るとの事なので暫くお預けです。
はっきり白黒付かないのが現実なんだろうなぁと思います。
ハルガル家も甘い言葉に騙されてしまう程、切羽詰まっていたのでしょうから。
今後、アミルの兄のアゼルや一族がどうなるのかが気になりますが、7巻はスミスの旅の話に戻るとの事なので暫くお預けです。
※ネタバレ注意
Kindle版でコミックを買うことが増えても、その筆致をデジタルでなく紙面で見たい、という作品はまだまだあります。「乙嫁語り」もそのひとつ。
この方の描く線の細やかさは最早語り尽くされていると思いますが、写実的になりすぎずに適度に“抜く”ことで画面がうるさくならず、メリハリがつくのだ、というようなことを以前にインタビューで見かけました。
カルルクたちの街と、ハルガルら他部族の全面紛争が描かれた今作。緊張感や疾走感が前面に出てきたここで、なるほどなあ、と思わざるを得ません。
上手いだけでなく、巧い。
漫画家としてどこまで極めていくのか。ここまで完成されつつも、なお伸びしろが見えない、稀有な作家のお一人だと思います。
さて、舞台は再び、アミルとカルルクの街に戻りました。
が、今作の主人公はアミルの長兄・アゼルです。
カルルク夫妻についてはまあ、嫁さん強いよ→なんの年下旦那はこれからだよ→でもやっぱ今は嫁さん圧倒だよ、旦那のピンチも戦って助けちゃうよ、な感じです。
夫婦ゲンカは犬も食わんし、仲睦まじい夫婦をどうこう言う野暮もありません。
外野がなんか騒がしいけど、年の差カップルは初々しくいちゃついてます。
ところで一巻のあとがきで、末子相続のためエイホン家の跡取りがカルルク、とあったのでてっきりハルガル家もそうなのかと思っていました。が、ハルガルの次期族長はアゼルなのですね。
少し調べましたが、遊牧民にとって「家督」という概念は非常に薄いようです。
日本の武家や公家みたく先祖ありきの今代を次へ継ぐ云々でなく、男なら独立してなんぼ、嫁さんもらって独り立ち、それから一族を助けていこうぜ、的な。(お詳しい方ツッコミ願います)
彼らの慣習的に、長子から順に結婚していって独立。
そのとき親から財産もちゃんと受け渡される。
遊牧民にとっての財産とはおもに家畜、すなわち産み増やせるもの。
Kindle版でコミックを買うことが増えても、その筆致をデジタルでなく紙面で見たい、という作品はまだまだあります。「乙嫁語り」もそのひとつ。
この方の描く線の細やかさは最早語り尽くされていると思いますが、写実的になりすぎずに適度に“抜く”ことで画面がうるさくならず、メリハリがつくのだ、というようなことを以前にインタビューで見かけました。
カルルクたちの街と、ハルガルら他部族の全面紛争が描かれた今作。緊張感や疾走感が前面に出てきたここで、なるほどなあ、と思わざるを得ません。
上手いだけでなく、巧い。
漫画家としてどこまで極めていくのか。ここまで完成されつつも、なお伸びしろが見えない、稀有な作家のお一人だと思います。
さて、舞台は再び、アミルとカルルクの街に戻りました。
が、今作の主人公はアミルの長兄・アゼルです。
カルルク夫妻についてはまあ、嫁さん強いよ→なんの年下旦那はこれからだよ→でもやっぱ今は嫁さん圧倒だよ、旦那のピンチも戦って助けちゃうよ、な感じです。
夫婦ゲンカは犬も食わんし、仲睦まじい夫婦をどうこう言う野暮もありません。
外野がなんか騒がしいけど、年の差カップルは初々しくいちゃついてます。
ところで一巻のあとがきで、末子相続のためエイホン家の跡取りがカルルク、とあったのでてっきりハルガル家もそうなのかと思っていました。が、ハルガルの次期族長はアゼルなのですね。
少し調べましたが、遊牧民にとって「家督」という概念は非常に薄いようです。
日本の武家や公家みたく先祖ありきの今代を次へ継ぐ云々でなく、男なら独立してなんぼ、嫁さんもらって独り立ち、それから一族を助けていこうぜ、的な。(お詳しい方ツッコミ願います)
彼らの慣習的に、長子から順に結婚していって独立。
そのとき親から財産もちゃんと受け渡される。
遊牧民にとっての財産とはおもに家畜、すなわち産み増やせるもの。