ヨーロッパの旅(ピーナッツのザ・ヒット・パレード第6集)(紙ジャケット仕様) の感想

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参照データ

タイトルヨーロッパの旅(ピーナッツのザ・ヒット・パレード第6集)(紙ジャケット仕様)
発売日2009-03-25
アーティストザ・ピーナッツ
販売元キングレコード
JANコード4988003365547
Disc 1 :愛は永遠に
天使のためいき
太陽のかけら
霧のカレリア
いつも青空
春のときめき
花のささやき
明日を忘れて
そよ風にのって
乙女の涙
悲恋
明日になれば <Album Version>
NAGASAKI BOY <日本録音版> <ボーナス・トラック>
HEUT ABEND <日本録音版> <ボーナス・トラック>
カテゴリ » ミュージック » ジャンル別 » J-POP

購入者の感想

宮川さんっていうと、ティンパニーどこどこの『恋のフーガ』の編曲で有名だけど、そのほかにもピーナッツに関して、天才的な変な編曲をいっぱいやっている。原曲とは似ても似つかない強烈な音のツッコミは、彼独特のモノで、それが他には無い魅力。

このアルバムは、垢抜けたヨーロピアンポップスを集めているんだけれど、ほんとうかよ、というくらい日本的な感じに仕上がっている。宮川さんがピーナッツの声質をよく知っているから、ユニゾンで入っておいて、途中で上下に分かれ、それに変なツッコミでアクセントを付ける、という、あの夢に溢れていた、三丁目の夕日の時代を彷彿とさせる、シンプルだけど、チャーミングなメロディ。

なかでも、「そよ風にのって」はすごいぞ。竹内まりやもカバーで歌っているが、こっちはケタが違う。もともとは通学電車の中のおしゃれな女の子のはにかみ歌のはずでなのに、こっちは女性のバックコーラスの代わりにホルンが合いの手に割り込んできて、ぱぉっぱおーっ!、っと吹き上げる。いくら編曲ったって、よくこんなこと考えるなぁ、と感心させられる。まるで裕次郎や浜美枝あたりが買ったばかりのトヨタ車で国道1号線を西へと飛ばしながらラジオでかけているような感じ。

ピーナッツのオリジナルもいいけれど、編曲ものは、原曲のイメージが先にあるだけに、かえって編曲で聞かせるところが素敵だ。それも、あのピーナッツの、独特のハモりは、絶対に原曲にはなかったすばらしさ。こんなのを飛ぶように次々と録音しまくっていたのだから、当時の彼女たちの技量にはほんとうに驚かされる。

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